2010-12-30

2010年 映画

スクリーンで観た映画
Daybreakers
Exraordinary Measures, The Last Station, From Paris With Love
Ghost Writer, Letters From Juliet, Kick Ass
Chloe, Paperman, Avator
Robin Hood,Prince Of Persia, Micmacs
A-Team, The Last Airbender, Toy Story 3
RED, Social Network
Skyline, Burlesque, 127 hours, Fair Games, Harry Potter,
The King's Speech, Tron : Legacy, Black Swan, The Tourist, All Good Things, The Tempest

キックアスとトロンは映画館で2回観ました。それでも今年は年間鑑賞本数が最小で33本でした。
印象に残った映画は、「ソーシャルネットワーク」「127時間」「英国王のスピーチ」「ブラックスワン」です。

2010-12-29

2010年 旅行

2月
Las Vegas 映画のコンベンションでLetter from Juliet とKick Assの2作品を試写会で見ました。
Ireland Galwayを中心に回り、Dublinも行きました。
4月
Vancouver(Canada) 鮭ピザがおいしかったです。 
5月
New York 良い劇を見ました。
San Luis Opispo Central Coastのワイナリーの中心地。のどかな田園地帯をドライブしました。
6月
New Orleans ガンボは外せないでしょう。街角でのパーフォーマンスは見ごたえがありました。
7月
Seattle カフェがいっぱい。海鮮料理がおいしいかったです。
8月
Chicago 2日間もシカゴ美術館に通ったほど、良い作品がたくさんありました。
Rapid City 
ラシュモア山の大きな大統領の顔を見に行きました。
Milwaukee 
東タリアセンに行きました。
9月
Japan 一時帰国です。最初の2日は暑かった。
10月
Pittsburgh 落水荘の美しさにみとれました。
Boston 古くても活気のある街です。
11月
Ireland 今年2度目の訪問。南アイルランドはのどかで人々が親切でした。

今年の旅のテーマは美術館めぐり。
メトロポリタン美術館とシカゴ美術館とボストン美術館は何度行っても飽きません。

フランクロイドライトの建築もお気に入り。
落水荘はこれまでみた建物の中でも最も自然と調和していました。

海外旅行のハイライトはアイルランド。
貧しくて派手さの国だけど、訪れる人を魅了する何かがあります。

2010-12-28

2010年 図書館

2010年から始めたLAPL(Los Angeles Public Library)巡り。
Atwater Village, Donald Bruce Kaufman- Brentwood, Will & Ariel Durant, Fairfax, Frances Howard Goldwyn, John C Fremont, Little Tokyo, Los Feliz, Palisades, Palms-Rancho Park, Playa Vista, (Robertson), Silver Lake, Studio City, Venice-Abbot Kinney Memorial, (West Los Angeles Regional), Westwood, Wilshire, Woodland Hillsの18館。( )内は夫と二人揃って行っていないところ。

町(Village)ごとに利用者が違うと、置いてある図書の種類が違ってくる。韓国語の本やDVDを揃えたWilshire、ペルシャ語の本やDVDのあるWestwood、ユダヤ教に関する本が多いFairfaxなど。図書館が町の顔になっている。

図書館の建物にも特徴がある。Silver Lakeはエコな作り。機械化が進んでいて、図書館員の手を借りずに利用者が資料の貸し出し、返却の手続きをする。利用者が返却した資料も認識装置とベルトコンベアによって仕分けされる。平屋建ての図書館が多い中、Donald Bruce Kaufman-BrebtwoodやFrances Howard Goldwynは2階建て。館の片側に大きく張られたガラス窓から自然の採光が得られて、本が読みやすい。

LAPLは70館以上あります。来年も図書館を続けよう。

2010-04-20

Suciue @ downtown

バンクーバーのダウンタウンにあるイタリアンカフェでお昼ごはんを食べました。
ランチタイムはショーケースに並んだ焼きたて作りたての10種類以上のピザを量り売りしてくれます。

私が選んだのはサーモン(Salmone: smoked salmon, misclin salad, tomato sauce) ときのこ(Funghi: mashroom, mozzarella, tomato sause)でした。
それとカップ入りミネストローネスープ(Minestorone: celery, carrot, potato, bean, tomato)とパン。

サーモンはぱりぱりの薄生地ピザにミックスサラダをふかふかにのせて、その上に厚めの鮭がぎっしりと隙間なく敷き詰めてあります。鮭の上にオリーブオイルをかけて黒粒コショウがふられていました。おいしくないはずがない一品です。
きのこもぱりぱりの薄生地とトマトの酸味と焼いて甘くなったマッシュルームのコンビネーションがおいしかったです。
スープは大きめにざくざく切った野菜の歯ごたえと柔らかく煮た豆の対比がおもしろかったです。スープに野菜の甘みが溶け出していました。

お店のレジの女の子たちはみんな顔が小さくてキュート。
ケースの右側がコーヒーコーナーになっていてエスプレッソやカフェラテを注文に応じて入れてくれます。コーヒーを作ってくれるのはハーベイ・カイテル似の渋いおじさん。
店の奥でピザを焼いているお兄さんの横顔は若い頃のロバート・デニーロに似ていました。

お昼時に行くとレジの前に行列ができていました。
ピザがどんどん捌けて、新しいピザが補充されるのは良いのですが、いざ食べるときに座る席がなくて困るでしょう。
スーツ姿のおじさんやお兄さんがパクパクとおいしそうにピザを食べていました。

2010-04-19

Kirin Restaurant @ Cambie

前の日記に書いたように私の飲茶の旅は続いています。バンクーバーにやって来てもやっぱり飲茶。到着早々に飲茶をしにKirin Seafood RestaurantのCity Square Mall店に行きました。

このお店の飲茶の特徴は店の名前にあるSeafood(海鮮飲茶)。
今回の注文は
フカヒレ餃子入りスープ
米粉のクレープのホタテとアスパラガス包み
米粉のクレープの海老と黄韮包み
海老シューマイ
フカヒレ饅頭
アワビの湯葉巻き
貝柱と豚肉のチマキ
海鮮づくしです。

デザートに
ココナツミルクとサトウキビジュースとこしあんの三層ゼリー。

お茶はいつものプーアル茶。これを飲むとお腹すっきり、胃もたれ知らずです。だから飲茶のお茶はプーアル茶と決めています。しかし、こちらの飲茶は油っぽくなくあっさりと薄味仕上げでしたから、プーアル茶にしなくても胃もたれはないでしょう。
茶葉とお湯を入れたポットと注し湯のポットの2つのポットがテーブルにやってきました。

オーダー式の飲茶なので、ワゴンでまわってくる実物を見て選ぶことはできません。その代わりに作りたてで出来立て(蒸したて)を一皿一皿お姉さんがテーブルに運んでくれます。

大抵の場合、米粉のクレープ巻きを注文するとワゴン姉さんかウェイトレスがクレープ巻きの上にジョバッとタレをかけてテーブルに置くところをこのお店ではソースは全部別立てで運ばれます。フカヒレ餃子の甘酸っぱいタレもクレープの甘辛い醤油タレも餃子の自家製ラーユもタレ類は小皿や茶碗に入れられて、蒸し蒸篭と共にテーブルに置かれます。そのために自分で味の調節ができるのです。

唯一、このレストランに難をつけるならば、値段が高目なこと。2人で8皿で加40ドルでした。まあ、アワビだ、フカヒレだ、と高級素材を選んで食べていましたし、皮から溢れるほどのぷりぷりの海老や臭みのないホタテ貝や緑の色鮮やかなアスパラガスなど素材が全て新鮮だったことを思えば、文句が言える額でもないでしょう。

レストランは中華レストランの中でも清潔でした。また、ワゴンが回らないためか忙しない雰囲気がありません。味も申し分がなく、次にバンクーバーを訪問したときも、また来たいお店です。


2010-01-24

Taste

夫とTaste on Melrose(Tasteのメルローズ店)でランチを食べました。
TasteはDine LAに参加しています。Dine LAのメニューは前菜、メイン、デザートそれぞれ3種のお皿の選択ができて$16です。
前菜もメインもデザートも味見をしたいものばかり。そんな時、二人で違った品々を注文すると2倍楽しめます。

Choice of Appetizers(前菜)

Favorite Salad(シェフお勧めサラダ): Organic Mixed Greens(オーガニックの緑のサラダ) Romaine(ロメインレタス), Oven Dried Tomatoes(オーブン焼きのドライトマト), Toasted Almonds(炒ったアーモンド), Goat Cheese(ヤギの乳のチーズ), White Balsamic Vinaigrette(白いバルサミコ酢をベースにしたドレッシング)
甘さ、酸っぱさ、苦さ、塩味のバランスが取れたサラダにアーモンドの香ばしさが加わって、食事前のサラダにぴったりの軽い仕上がりでした。

White Truffle Oil&Mushroom Mac&Cheese(白トリフオイルがけのマッシュルーム入りマカロニチーズ)
お店自慢のマカロニチーズ。DineLAでなくとも食べられます。濃くのあるチーズソースがかかったマカロニグラタンです。

Choice of Entrees(メイン)

Chopped Sabrosa Salad(ポルトガル風サラダ): Romaine Lettuce(ロメインレタス), Shredded Chicken Breast(裂いた鶏胸肉), Roasted Corn(焼いたコーン), Tomatoes(トマト), Black Beans(黒い豆), White Cheddar Cheese(白チェダーチーズ), Jicama(長いも), Ciantro(コリアンダー), Red Onion(紫たまねぎ), Avovado(アボカド), Honey-Jalapeno Vinaigrette(ハチミツ入り唐辛子風味のドレッシング)
前菜のサラダに比べれば見栄えで劣るけれど、鶏肉とアボカドと長いもと黒豆によって腹持ちがします。

Pasta Angelina(ロサンゼルス風パスタ): Linguini(リングイニパスタ), Chicken Breast(鶏胸肉), Oven Dried Tomatoes(オーブンで焼いたドライトマト), Goat Cheese(ヤギの乳のチーズ), Roasted Garlic(焼いたにんにく), White Cream Sauce(ホワイトクリームソース)
メインにぴったりのボリュームパスタ。アルデンテの麺にクリームソースと具が良く絡み、後をひくおいしさでした。これはお代わりしたかったくらい。

Choice of Desserts(デザート)

Gala Apple Crisp(赤いリンゴのクリスプ): Almond Crumble(アーモンド入りクランブル), Golden Raisins(干しぶどう), Maple Brown Sugar Gelato(メープル味のアイスクリーム)
煮りんごと干しブドウにカリカリに焼かれたクランブルがかけられてココット皿で運ばれてきました。リンゴにつきもののシナモンがなく、代わりのメープル味のアイスクリームが香りと深い味わいを添えていました。

Chocolate Brioche Bread Pudding (チョコブリオッシュのプディング): Creme Anglaise and Vanilla Gelato(カスタードクリームソースとバニラアイス添え)お店の人お勧めのデザートで、「おいしい」というと「そうでしょう」と自慢気に応えてくれました。

サーバーの躾が行き届き、客層も良いです。明るいテラスで食事ができます。

2010-01-21

デビット・ホックニーを子供たちが描いたら

LACMA(Los Angeles County Museum of Arts)の学芸員によるArt Classの日です。
今日のテーマは風景画(Landscape)。デビッド・ホックニー(David Hockney)の風景画を参考にして理想の風景画を描きます。

まず、観察の時間です。
学芸員は子供たちにホックニーの風景画を見せて、絵全体の印象を尋ねます。子供たちは「暖かい感じがする」「明るくて楽しい絵」「大きな山を背景に町がある」と口々に言いました。

次に、学芸員は絵の色使い、街や木などの描かれているものと細かい部分に注目させて、何を見つけたかを尋ねます。子供たちは我先に発見しようと「山がピンク」「畑がオレンジ」「大きな木が生えている」とつぶやきながら目を凝らして絵を見つめました。

そして、想像を広げる時間(imagination time)です。
学芸員がOKを出すまで子供たちは目を閉じて頭の中で自分だけの風景を思い浮かべます。

最後は思い浮かべた風景を表現する時間です。
今日、使うのは水に溶けるクレヨンと水彩画用の紙です。学芸員がクレヨンの使い方を実際に紙に模範を示しながら説明します。子供たちは熱心に学芸員の手元を見ていました。

子供たちは学芸員から紙とクレヨンを受け取ると予め新聞紙を敷いてあるテーブルに直行して、思い浮かべた風景を忘れないうちにと、せっせと絵を描き始めました。

6歳と5歳の姉妹の姉は「雨(rain)」を妹は「日没(sunset)」を描きました。
妹の沈む太陽は、学芸員が模範で見せたクレヨンの先にちょこっと水をつけるテクニックを応用して、クレヨンの水をつけた面と水をつけていない面を交互に使い、赤やオレンジや黄色のグラデーションを作っていました。
姉は学芸員が見せた水に浸した指でクレヨンを滲ませるテクニックを使い、紙面の上に青や水色や白で分厚い雲を造り、水に浸した手のひら全体で紙面を撫でて雨を降らせていました。

中1の男の子は紙面の中央に樹の太い幹を上部にはぐいぐいと枝を張り出し、下には力強く根を広げました。枝の先に葉っぱを描くかと思っていたら予想に反して、1つの枝の先には家々を、もう一つの枝の先にはNYにあるような背の高いビル群を、更にもう一つの枝の先には工場が描かれました。それぞれの枝の間には蔓のような道路と線路が張り巡らされ車や電車が走らされました。広げた根の片側に牧場が、もう片側には花畑が、そしてそれらの周りに海が描かれました。まるで海原に浮かぶ島に生えた一本の樹のようです。
一目見たら忘れられないその絵を何を思って描いたのか、男の子に説明してもらいました。その子は色はホックニーから、構図は最近見てとても感動した映画から発想を得たと言いました。その映画は宮崎駿監督の「天空の城ラピュタ」でした。

他の子供たちの絵も思いも寄らない独創的な絵でした。大人と違って固定概念がないためか緑の空の色やピンクの樹の色もありました。
終了10分前に一人一人に絵について説明をしてもらいます。緑の空の絵を描いた子供は、(降水量が少ないLAでは)雨が降ると樹や花が生き生きとして蘇り目に映る全ての生物が緑に見えると説明をしていました。ピンクの樹を描いた子供は、ピンク色が大好きなのに家の庭にはピンクの花が少なくてちょっと不満、だから大きくなったらピンクの花をいっぱいつける草木を庭に植えたいと言っていました。

子供たちは学芸員に絵の説明をします。説明に学芸員は耳を傾けます。それから説明を要約して絵を見せながら他の子供たちに伝え、絵の評価を描いた子供に与えます。それが終わると子供たちは自分の絵にサインをして持ち帰ります。