Showing posts with label study. Show all posts
Showing posts with label study. Show all posts

2012-09-17

自分教育

SFSUとCCSFの週8時間のTA。
有料と無料を含めて週6時間のチューター。
S学園の週3時間のTA。
TAとチューターをすること週17時間。
週17時間はひと月で約70時間。
一学期で約240時間、日本語教育に携わることになる。
この240時間は貴重な経験になるだろう。

いろいろな年齢、母語、目的の学習者と接すれば、
学習者に応じたいろいろな教え方が求められる。

学習者を教えながら、自分自身が学び、
深い知識と幅広い技能を身につける機会でもある。

体調に気をつけて休んで大事な機会を逃さないようにしたい。

2012-09-10

SLA

Second Language Acquisitionの頭文字をとってSLA。
第二言語習得について研究するゼミ。

全15回の授業のスケジュール
初回
1.教授の自己紹介、2.学生の自己紹介、3.シラバスの説明
4.授業の進め方/ゼミの組み立ての説明、5.学期末レポートの書き方の説明
6.2回目の授業以降の発表者を決める
2回目から10回目まで
1.SLAの歴史と理論、2.院生の発表と討論、3.SLAの研究/実践
11回目から最終回
1.SLAの理論、2.院生の発表と討論、3.SLAの研究/実践

ゼミの組み立て(3時間)
1.SLAの理論(1時間から1時間半)
2.院生の発表と討論(1時間)
3.SLAの研究/実践(30分から1時間)

SLA理論は毎回テーマがある。
1.SLAとは。2.言語学とは。3.経験主義か生得主義か。
4.対照分析とチョムスキー。5.誤用分析と変異。6.臨界期。
7.適性と知性。 8.2カ国語話者 9.学習者のストラテジー。
10.普遍文法。 11.理論。12.SLA教授法。

院生の発表と討論
2冊の課題本を読んで、一人1章を発表しクラス内ディスカッションをする。

SLAの研究/実践
コーパスやクランの使い方を学ぶとともにそれらを使って解析/分析する。

2009-10-09

動詞 te-form / 日本語の学習

動詞の活用の一つに「~て」(te-form)があります。
他人にお願いをするときの「~してください」、許可をもらうときの「~してもいいですか」、禁止事項を言うときの「~してはいけない」、そして同時に行われる二つの動作を述べるときの「~して、~して」の表現で使われる形です。

「~て」の活用はル動詞と ウ動詞を合わせると8種類あります。
基本は活用語尾をテに変える形で、ル動詞がこれになります。
ル動詞はルをとってテをつけます。例えば、食べるは語尾のルをとってテをつけて食べてとなります。

対して、ウ動詞は語尾によって5種類に変形します。

一つ目はウ、ツ、ル。これらはウツルをとってッテをつけます。例えば、会う、待つ、取るでは、会ウ、待ツ、取ルのウツルをとり、ッテをつけると会って、待って、取ってとなります。

二つ目はム、ブ、ヌ。これらはムブヌをとってンデをつけます。例えば、読む、遊ぶ、死ぬでは読ム、遊ブ、死ヌのム、ブ、ヌをとってンデをつけると読んで、遊んで、死んでとなります。

三つ目はク。これはクをとってイテをつけます。例えば、書くでは書クのクをとってイテをつけると書いてになります。
この三つ目のクには例外があり、行くがそれに該当します。行くはクをとりッテをつけて行ってになります。

四つ目はグ。これはグをとってイデをつけます。例えば、泳ぐでは泳グのグをとってイデをつけると泳いでになります。

五つ目はス。これはスをとってシテをつけます。例えば、話すでは話スのスをとってシテをつけると話してになります。

ウ動詞の例外はするとくるです。スルは「して」となり、クルは「きて」となります。

テュートリングに来ている学生でこのte-formが厄介と捉える人は発音量(口頭練習)が少ない人です。紙面上の規則だけで覚えようとすると、新しい動詞が出る度に8種類の活用と照らし合わせなくてはいけません。そして、照らし合わせただけでは不規則変化の言葉に対応できないことが往々にしてあります。

英語の過去形の覚え方を例に挙げると、まず新出動詞が規則変化をするのか不規則変化をするのかに分けます。規則変化をする動詞(-ed)の場合、発音が3通りあります。例えば、joined, cooked,playedがこれら3種類のどれに該当するかを考えるときに、カタカナ英語で良いので「ジョインド」「クックト」「プレイド」と何度も口で言ってみると良いでしょう。「ジョインド」と「ジョイント」では単語の意味自体が変わってしまいます。「クックト」は言えても「クックド」はよほど意識をして口を動かさなくては言いにくいことが分かります。このように何度も言ってみるとしっくりと発音できるものが見つかるでしょう。

日本語のte-formを覚えるときも、会うを会ッテ、会ンデ、会テ、会イデ、会シテと口でもごもごと発音しながら変えていく中で会ってが一番言いやすくしっくりくるでしょう。

言葉は他人との対話によって出来上がったものですから、規則を見て覚えるよりは実際に口に出した方が覚えやすいのです。

2009-10-02

あげる・もらう・くれる/日本語の学習

日本語チューターの二回目のテーマは「あげる・もらう・くれる」でした。
英語では「あげる」も「もらう」もgive。主語と目的語を入れ替えて表現します。英語で「くれる」もやはりgive。主語と目的語が変わらず、視点の対象が人から物へ移ります。

英語では全部giveでひとくくりにされるので、テュートリング(少人数指導を受ける)に来た学生たちにあげる・もらう・くれるを英語で説明すると、混乱が起きてしまいました。
そこであげる・もらう・くれるを一つ一つ場面別に分けて練習をしてみました。

最初はあげる。A(与える人)はB(受け取る人)にC(物品)をあげる。この例文と図を黒板に書いてから、時計回りに隣の人にペンを回してあげる動作をつけて、口に出して言ってもらいました。

次はもらう。B(受け取る人)はA(与える人)にC(物品)をもらう。これも例文と図を黒板に書いてから、反時計回りに隣の人にペンを返してもらう動作をつけて、口に出して言ってもらいました。

最後はくれる。最初のあげる動作を時計回りにしてもらい、私がペンを受け取った人に「そのペンどうしたの?」と尋ねました。そして受け取った人に「A(与えた人)が私(受け取った人)にC(物品)をくれました」と答えてもらいました。

この3つをペンから紙に変えて、あげる、もらう、くれるを練習したら、次は教科書の15種の図と絵の組み合わせを利用して時計回りに言ってもらいました。2周目になるとリズム良く言えていたのに一人の学生が答えを焦ってあげるともらうを混ぜて「あらう」と答えてしまい、爆笑で中断。日本語学習も2年目に入るとちゃんと「あらう(洗う)と教科書が使えなくなるだろう」と突っ込みも入りました。

最後にもう一度、紙とペンであげる、もらう、くれるを復習したら今日の私の持ち時間はお仕舞い。時間が経つのが早かったです。





2009-09-28

I Love You / オフコースでリスニング

久しぶりにオフコースのI Love Youを聞きました。
間奏でアメリカのニュースが流されます。初めてこの曲を聴いたのは中学生だったかしら。そのころ私は英語のクラスでリスニング力をつけようとしていました。当時、聞き取れたのは「ニューヨーク」「マンハッタン」「ジョン・レノン」がやっとでした。I Love Youと同時期に聞いていたYes Yes Yesで流れる都会の喧騒音とイメージが混ざって、ニュースをニューヨークの摩天楼の観光案内だと思っていました。
ところが、今、改めて聞いてみると観光案内だなんてとんでもない。There is sad news today.で始まるニュースは、「ジョン・レノンがチャップマンにニューヨークのマンハッタンにある自宅で銃で撃たれて亡くなった」という内容でした。
リスニング力があがりニュースを最初から最後まで聞き取れるようになったのは嬉しいけれど、そのニュースがジョン・レノンの死亡ニュースだったなんて、素直に喜べない複雑な気持ちです。

2009-09-25

動詞/ 日本語の学習

日本語テューターの1日目のテーマは動詞でした。
日本語も英語と同様に現在と過去で形が変わります。そして丁寧に言うとき、他人にお願いをするとき、言い切りでも形が変わります。日本語を学習する人はこの変化の規則と変化した言葉を同時に覚えなければいけません。私たちが中学校で英語の現在形(see)、過去形(saw)、過去分詞(seen)、現在分詞(seeing)を覚えたときのように。

今は昔(かなり昔)、国語の授業でウ行で終わるのが動詞だと教わりました。日本語ではウ動詞(u-verb)とル動詞(ru-verb)の2種類の動詞があります。

ル動詞は、基本形(辞書に載っている形)がるで終わります。例えば、食べる、寝る、起きる、見るはル動詞です。
ル動詞を丁寧に言うときは(polite form or long form)は最後のルをとって、マスをつけます。食べるは食べます、寝るは寝ます、起きるは起きます、見るは見ますになります。

ウ動詞は、ル動詞以外の動詞。国語の授業で習ったウ行で終わる動詞です。例えば、飲む、読む、話す、聞く、行く、帰るがあります。
ウ動詞を丁寧に言うときは、最後のウ行をイ行に変えてからマスをつけます。例えば、飲むはムをミに変えてからマスをつけて飲みます、読むも同じく飲みます、話すはスをシに変えてからマスをつけて話します、行くは行きますとなります。帰るはルで終わるのでル動詞かと思ったのですが、帰るのルをリに変えてマスをつけ帰りますとなるのでウ動詞でした。

使われている言葉の規則を見つけてからその言葉の文法を作るために、どの文法にも例外があります。日本語もしかり。
日本語の不規則変化をする動詞の例は、するとくるです。
するは基本がシ、それにマスをつけて「します」、否定はマセンをつけて「しません」となります。
くるは基本がキ、それにマスをつけて「きます」、否定はマセンをつけて「きません」となります。

学校で日本語を勉強している人は教科書に新しい言葉が出てくる度に、ル動詞かウ動詞かを見分けてその変化を覚えていきます。
語学の学習に必ずついてくるものに言葉を覚える作業があります。進出語句を覚えずに放っておくと文法も語句もと覚えることがどんどん溜まる一方で、ついに授業を聞いても教科書を読んでも分けが分からなくなる。その状態が進むと勉強が嫌になってしまう。それが分かっているけれど覚える作業は結構面倒なんですよね。