Showing posts with label movie. Show all posts
Showing posts with label movie. Show all posts

2010-12-30

2010年 映画

スクリーンで観た映画
Daybreakers
Exraordinary Measures, The Last Station, From Paris With Love
Ghost Writer, Letters From Juliet, Kick Ass
Chloe, Paperman, Avator
Robin Hood,Prince Of Persia, Micmacs
A-Team, The Last Airbender, Toy Story 3
RED, Social Network
Skyline, Burlesque, 127 hours, Fair Games, Harry Potter,
The King's Speech, Tron : Legacy, Black Swan, The Tourist, All Good Things, The Tempest

キックアスとトロンは映画館で2回観ました。それでも今年は年間鑑賞本数が最小で33本でした。
印象に残った映画は、「ソーシャルネットワーク」「127時間」「英国王のスピーチ」「ブラックスワン」です。

2009-12-28

シャーロック・ホームズ

Sherlockian(シャーロキアン)=Holmesian(ホームジアン)の私は12月25日クリスマスの公開が待ち遠しかったです。

ガイ・リッチー監督の下、ホームズにロバート・ダウニーJr、相棒のワトソン博士にジュード・ロウのビッグな俳優がコンビを組みました。
スコットランドヤードのレストレード警部(マイアミバイスやハンコックのエディ・マーサン)、ホームズが唯一女史と呼んだアイリーネ・アドラー(タイムトラベラーの妻のレイチェル・マックアダムス)、宿敵モリアティ教授(ワールドオブライズのマーク・ストロング)とホームズの物語には欠かせないメンバーが集まりました。

ガイ監督のホームズはイギリス作りでありながらアメリカンな仕上がりでした。どこがアメリカンかというと全体にチープで軽いムード。
イギリス産業革命の申し子のホームズは社会の変革の歪に落ちた被害者を優しく救い上げ、貴族や庶民の枠を超えた鋭い視点でイギリスの変化を見つめます。だから、本のシリーズには重々しいムードが漂います。
一人一人のキャラクターの特長も掴んではいるけれど、本と照らし合わせると矛盾が出てきます。例えば、ワトソン博士は女性や権力者に冷徹なホームズに対してユーモアのある子供や女性に優しい紳士で道徳的な行動を重んじます。自身の大立ち回りは控え、ホームズの健康面や精神面へ心配りをします。

スタートレックの時と同じく、「映画」と割り切って見れば面白い作品となっています。

2009-12-23

アバター

結論から言うと良い映画は3Dでも2Dでも良いので3Dは要らない。

アバターを3Dで観ました。空も森も水も全ての自然が美しく生き生きとして見えました。

アバターの印象は宮崎駿さんの「風の谷のナウシカ」と「天空の城ラピュタ」と「もののけ姫」を足して3で割ったようなもの。
「ナウシカ」と「もののけ姫」に共通する人間と自然との共存がテーマで、「ラピュタ」の不自然に発達した科学への批判と人間の強欲さが描かれていました。
アバターの森にはナウシカの王蟲にあった生物への治癒力があり、もののけ姫のように精霊が住んでいて、アバターの世界にはラピュタと同じ天空に浮かぶ島がありました。

長時間、3Dメガネをかけて見ると目が疲れます。次は2Dで観たいです

2009-09-29

恋のから騒ぎ

原題「10 Things I hate about you」
シェークスピアの劇「じゃじゃ馬慣らし」を下地にした青春映画。才女ジュリア・スタイルズと今は亡きヒース・レジャーを中心に、(500) days of summer のジョセフ・ゴードン=デビット、バッドボーイズ2でウィルの相手役だったガブリエル・ユニオンなどの若手俳優たちが恋模様を繰り広げます。
怖いはずの主任の先生がテレビドラマのホワイトハウスでCJをしていたアリソン・ジャーニーだから、かなり砕けた高校が舞台です。
高校生のどたばた恋愛喜劇で笑いを誘う一方で、シリアスな場面ではシェークスピアの言葉を借りてほろりとさせます。
決めは「君の瞳に恋してる」(原題「Can't Take My Eyes Off You」)です。この歌を歌われては相手を無視することはできないでしょう。個人的好みで言えば私はPet Shop Boysの歌うCan't Take,,,が好きです。日本題の「君の、、、」はどうにかならないのでしょうか。
ともかく、残念なのは家事をしながらざっと見ただけだったこと。台詞や状況が面白そうだったので、秋の夜長にもう一度みるつもりです。

2009-08-22

Julie & Julia

The Landmark で Nora Ephron の新作 "Julie & Julia"[IMDb] を観てきました。

二人の料理研究家 Julia ChildJulie Powell を "Doubt"[IMDb] でも共演した Meryl StreepAmy Adams が好演。顔を合わせることのない時代を隔てた二人の物語が背中合わせで進むのが面白い。

大女優との共演を重ねる毎に Amy Adams がスクリーンで輝いてみえるようになってきた。

2009-04-05

Knowing

現代版「ノアの箱舟」話。
子供たちが裸足で駆ける金色の原っぱが、私の目には「風の谷のナウシカ」のオームの触覚の上に乗ったナウシカを思い出させました。

ジョン(ニコラス・ケイジ)は愛妻を失って以来、一人息子のケイレブが生きがいです。ケイレブは難聴で補聴器をつけています。囁き人の声は選ばれし人のケイレブにしか聞こえません。その大切なメッセージを含んだ囁きをジョンは補聴器の不調の所為にします。親の心子知らずでジョンもケイレブも二人を繋いでいた母親を亡くして以来、関係がぎくしゃくしています。ケイレブが眠る前の手話「二人は一緒、永遠に。」を唯一の絆として、1日1日を過ごすのです。

映画のテーマは家族愛です。
親子の間の小さな誤解やすれ違いがあっても、互いを信頼する心と愛があれば困難や心配ごとを乗り越えられると言っています。

2009-03-02

そんな彼なら捨てちゃえば

異性の送るサインを見極めようとしながら、デート程度の浅い関係から、深く、どんよりした結婚までさまざまな関係 をナビゲートしていく、ボルチモアに住む20代と30代の男女。アレックス(ジャスティン・ロング)に電話のそばで待つのはやめるようアドバイスをされな がら、電話するよと言ってきちんと電話をしてくる男性を求めるジジ(ジニファー・グッドウィン)。長年にわたる交際から結婚に進むべきかべス(ジェニ ファー・アニストン)が悩む一方で、ボーイフレンドのニール(ベン・アフレック)は結婚にはまったく興味がない。ジャニーン(ジェニファー・コネリー)は 夫のベン(ブラッドリー・クーパー)を信用できるか自信がなく、ベン自身もアナ(スカーレット・ヨハンソン)に惹かれかけている自分を抑えかねている。ま た、アナはセクシーな既婚男性か、自分に関心を持っているコナー(ケビン・コノリー)にするべきか決められない。そして、たくさんの男友達に囲まれなが ら、ゲイではなく、ストレートの男性を見つけられないマリー(ドリュー・バリモア)。さまざまな思惑が交差しながら、それぞれが自分の人生を見つけてい く。<Junglecity.comより>
He's Just Not That Into Youは「恋愛修行-最高のパートナーと結婚するための恋愛心得」が原作らしいです。

デートで一方的にしゃべり、相手とうまくいっていると自己完結するジジは、恋に恋する女の子。相手の男性を客観的に見られないために空回りばかりしてしまいます。そんなジジを見るに見かねたアレックスがジジに手ほどきをした1例です。
バーのカウンターで二人で飲んでいるときに関心を持っている相手には、体を正面に向かい合わせて立ち、相手から視線を逸らさず体全体で話を聞こうとします。ところがアレックスが指摘した女性は自分の話に夢中になり、男性が横を向いていようが視線が絡まなくてもお構いなし。男性はグラスをさっさと飲み干すと女性の元から去っていきます。女性は自分が話したいことが話せたことに(=相手に話が伝わったと勘違い)満足して、男性のサインを見落としてしまいました。

アレックスのジジへのアドバイスに私の意見を加えるとすれば、
相手に自分を売り込むことに熱中しすぎて
「私は○○です」「私は△△と思う」と一方的にまくし立ててしまうと男性も女性も同じ結果を招いてしまいます。仕事ならば時間と成果を気にするのは当然です。恋愛でも短い時間でより大きな成果を得ようとすると失敗します。
「私は○○です」で完結しないで「私は○○だけど、あなたはどう思う?」「私は△△、あなたならどうする?」と一言加えると、相手との会話のキャッチボールが始まります。
また、余りに「私は○○です」と言い続けると融通の利かない頑固な人と映ります。時には「私は○○と△△と思うけど、あなたはどちら?」と会話の幅をつくるのも良いでしょう。
会話の際に見るポイントは相手の体と視線です。相手をもっと知りたいと欲が出ると体は前のめりになり、親近感が湧くと共に相手との距離を少しずつ縮めていきます。スピーチのクラスの講義でも、「相手の話を聞きたいときは自然に体が前傾する」「知り合いなら握手の出来る間(1メートル内)をとり、夫婦や恋人なら体が触れ合う間(30センチ内)にパーソナルスペースが近づく」と習いました。視線も相手を知りたければ、小さなサインも見逃さないように集中するもの。
と、ここまで書いて、恋愛だけでなく人間のコミュニケーションに使えることに気づきました。

私もサインを見逃さないように気をつけて友達を増やしたいなあ。



2009-02-15

23rd Annual ASC Awards Gala

映画製作の縁の下を支える人達の恒例の式典、23rd Annual ASC Awards Gala が Hyatt Regency Century Plaza Hotel で開催されました。有り難いことに昨年に続いて今年もご招待いただき、ハリウッドの式典のひとつに末席ながら参加することができました。

映画業界の中では地味な式典ではありますが、この式典のお楽しみは何といっても映画スターのゲスト。今回お目にかかることができたのは、80歳間近でもまだまだ元気な Clint Eastwood とトップスターの貫禄が出てきた Amy Adams のお二人。二人とも映画製作者を上手に讃えるスピーチも素晴らしく、ハリウッド生活の醍醐味をたっぷり楽しませてもらいました。

ザバンク 堕ちた巨像

巨大銀行のマネーロンダリングを追うインターポール捜査官のクライブ・オーウェンとそれを支える検事のナオミ・ワッツのクライム・サスペンスです。
事件の痕跡を追ってベルリン、ミラノ、ニューヨーク、イスタンブールと世界中を飛び回ります。それらの街の景色が絵葉書のように美しく、どろどろしたマネーゲームと対照的でした。
ナオミがクライブと絡んでもHなシーンがありませんでした。女優がお色気を振りまかなくても映画のストーリーがきちんと展開する清々しい作品です。

96時間

原題「Taken」
渋いリーアム・ニーソンパパがかわいい娘を救出するためにマフィア相手に暴れるアクションムービーです。
リーアムが奮闘するのを見るのはスターウォーズ以来で、マフィアと戦っているシーンでは、頑張れQui-Gon Jinn!と応援してしまいました。
誘拐された娘を探してパリの街を走ったり、銃を撃ったり、カーチェイスをするリーアムが格好良くて、ストーリーがご都合主義でもなんでもいいやという気になります。
何も考えないで気持ちをさっぱりとさせたいときにお勧めです。

2009-01-03

愛を読むひと

この映画は3つのパートに分かれています。
15歳のマイクが路面電車の車掌のハナ(ケイト・ウィンスレット)と知り合い愛を育むところ。
法学生となったマイクがナチスの戦犯として法廷で裁かれるハナを見守るところ。
大人のマイクが服役するハナに朗読テープを送るようになるところ。
どのパートでも朗読が行われます。

この物語はマイクからの1視点でハナが描かれているためにハナの感情の起伏や思いが掴めず、第三者の私たちにはじれったい、形にならないもやもやした気分が付きまといます。
マイクの前から急に姿を消したこと。
過剰の罪を被せられて裁かれても真実を隠したこと。
服役中に回顧したこと。
マイクと観客の私たちはハナの気持ちや思いを知りたいけれど解らない。それは全てハナが文字の読み書きができないことに起因しています。
マイクが文字の読み書きができない人の生活が想像できないためにハナの気持ちも想像ができません。マイクがハナに感じた目に見えない壁は文字の壁でした。朗読によって取り払われたと思われた心の壁はマイクとハナの間に存在し続けるのです。

名作の朗読を聴いて笑ったり涙したりするハナは本来感受性の豊かな人なのです。ハナの気持ちを知りたくて原作を読みたくなりました。

The Reader

本日 The Landmark での二本目は、ナチス後のドイツに残された皮肉な時代の傷跡を描いた佳作 "The Reader"[IMDb] を観てきました。

第二次大戦後年月を経てもナチス大成の要因のひとつに「無教養の大衆」があったことを改めて思い起こさせてくれます。

昨年立て続けに他界した巨匠 Anthony Minghella と Sydney Pollack が製作したことでも話題ですが、各賞への呼び声も高い Kate Winslet の体当たりの演技が素晴らしい作品でした。

Seven Pounds

我が家の近所のゴージャス映画館 The Landmark で Will Smith の新作 "Seven Pounds"[IMDb] を観てきました。

予備知識なしに観に行ったのですが、タイトルの「7ポンド」というのが何の重さを表すのかがミソでした。運転中の携帯電話は危険です。

舞台は LA ということで馴染みのある街並がみれたのも良かったです。

2009-01-01

ベンジャミン・バトン 数奇な人生

子供から大人に成長しても、ベンジャミンのように大人から子供に成長しても始発と終着は同じです。人間は生まれて、いつか死ぬのです。
ベンジャミンは生まれてから死ぬまでずっと無私の愛情を受けられる稀有な人です。そしてベンジャミンも他人に愛情を注ぎます。
子供のときにベンジャミンと出会ったデイジーが成人になったときにベンジャミンに愛情を注ぐのは自然な成り行きです。しかし人生の逆を行くベンジャミンにとってはデイジーの愛は嬉しくもあり切なくもあります。彼女と共に分かち合える時間が限られているのですから。

この映画のテーマは人生と愛です。神から与えられた限られた時間に人間は他人を愛し他人を受け入れます。家族や友人と過ごす時間が永遠ではないからこそ、その時間を大切にしたいと思います。

2008-12-21

Australia

第2次世界大戦下のオーストラリアを舞台に冒険、恋愛、家族、アボリジニの文化と盛りだくさんの2時間45分の映画です。
オーストラリア観光のプロモーションビデオとして使えそうな場面もありました。

上演時間が長く内容が濃いため、
イギリスの貴族の娘として何不自由のない環境で育った我儘サラ(ニコール・キッドマン)の自分探しの旅として観る、
アボリジニ文化と移民の文化と対比をして観る、
サラとカウボーイのドローバー(ヒュー・ジャックマン)の恋愛ドラマを観る、
とテーマを絞ってみれば飽きないでしょう。

地球が静止する日

地球を汚染し続ける人間を排除して新生地球を造るためにやってきた地球外生物は球体と一つ目ロボットと人間の姿を借りたクラトウ(キアヌ・リーブス)。クラトウを通じて人類を守るために地球外生物の説得を図るのが生物科学者ハンナ(ジェニファー・コネリー)。ストーリーが現代のノアの箱舟です。

CG映像が綺麗です。内部から光を出す球体。シンプルで気味の悪いロボット。球場やビルが大群の虫に飲み込まれ灰となって崩れ落ちるシーン。目を奪われました。

地球環境の危機をテーマにしていて、生物学者をヒロインに持ってくる辺りまでは納得できます。しかしハンナがWe can change. We will change.とクラトウに繰り返すだけで地球外生物の説得ができているとは到底思えません。ストーリー展開が役者の説明で繋がれていて、具体性がないため、実感のわかない作品でした。

2008-12-13

Milk

自らゲイであることを告白してサンフランシスコ市議会議員に選ばれたハーヴィ・ミルクの政治人生を丹念に描いています。

今年の大統領選と同時に条例8「同性愛者同士の結婚の是非」の住民投票が行われ、結婚を認めない人が過半数を超えました。今回の映画の上映は盛り上がった政治話題に見事にヒットしています。

ハーヴィの活動はゲイの人たちの権利を守るだけでなくあらゆる人の偏見や差別をなくして公共道徳心を高めることになったという内容が伝わり映画としての見ごたえがありました。

Cadillac Records

ブルースのマディ・ウォーターズ、ハーモニカのリトル・ウォルター、ソウル歌手のエタ・ジェイムズが最盛期の音楽を作り出すチェス・レコードが舞台の1950年代のアメリカ版音楽の歴史映画。
ブルースやソウルファンにはたまらない映画になるでしょう。しかしドキュメンタリータッチでエンターテイメント性が低いため、音楽に興味の薄い人には退屈かもしれません。

マッドの妻の献身的態度やビヨンセの歌声に表舞台で派手に動く男性を支える女性の力強さが光っています。

2008-11-28

トランスポーター3

運び屋のフランク(ジェイソン・ステイサム)の3作目。今回もジェイソンの肉体アクションもカーチェイスも決まっていました。
ボンドと同じイギリス人のフランクは白いシャツに上下黒のスーツに細身の黒いネクタイをビシッと締めて激しい立ち回りをします。立ち回りでシャツやスーツが服が汚れたら車のトランクに詰めてある上下丸ごとセットに着替える几帳面なところがあります。
愛車アウディも健在です。

欧州のある国のお姫様じゃなく赤毛のお嬢様の化粧は目の周り真っ黒、顔はそばかすだらけで全然美人じゃないけど、画面で動いて笑うとかわいいです。

1作目で仲良くなったマルセイユの刑事さんも出てきます。フランスのウィットの詰まったほのぼのとしたフランクとの会話と事件を追う刑事の鋭い観察眼と切れる頭のギャップでいい味だしてます。

2008-11-23

007/慰めの報酬

全編通じてボンドが痛い!アクションでいっぱいです。
ダニエル・クレイグのボンドになってから、身体を使った演技があちこちで見られます。壁に激突、ロープで宙吊り、階段飛ばし降りとスパイなんだかスポーツマンなんだか分からないほど。スタントか本人かと観ていたら圧倒的に本人が出ています。
ダニエルが格闘アクションで頑張れば、カーチェイスは前菜で、ボートのシーチェイスは魚料理、飛行機のエアチェイスのメインディッシュと海空陸の所を選ばないフルコースアクションはアクション好きにはたまらないでしょう。最初から最後まで息の詰まるアクションの連続で呼吸を忘れるほどです。

イギリス人ボンドには服の着こなしに隙をみせる着崩しや甘さを作る外しはありません。黒のポロシャツには白のパンツを合わせた軽さのないリゾートウェア。真っ黒レンズに金縁のサングラスが更に重みを加えます。オペラにはオーダーメードの黒のスーツに白いカラーと蝶ネクタイで正装します。袖口のカフスボタンで隙を見せません。
激しい闘争で白いシャツが血で汚れても、黒いスーツが埃と汚れでドロドロになっても、背筋を伸ばして何事もなかったかのような涼しい顔で歩く潔さが良いです。

男性には厳ついボンドも女性にはプレイボーイとジェントルマンが発揮されます。
イギリスから迎えに来たボンドガール2にはたった一言と袖口のカフスボタンを一つ外すだけで落としベッドに直行させて、危険な目にあわせたボンドガール1がちょっと寒さで震えるとさっとジャケットを脱いで彼女に羽織らせる。男性への態度は冷たく硬いのに女性への態度の一つ一つがスマートで甘い、その落差がほろっとさせます。

ダニエル・ボンドの次の作品が楽しみです。