Second Language Acquisitionの頭文字をとってSLA。
第二言語習得について研究するゼミ。
全15回の授業のスケジュール
初回
1.教授の自己紹介、2.学生の自己紹介、3.シラバスの説明
4.授業の進め方/ゼミの組み立ての説明、5.学期末レポートの書き方の説明
6.2回目の授業以降の発表者を決める
2回目から10回目まで
1.SLAの歴史と理論、2.院生の発表と討論、3.SLAの研究/実践
11回目から最終回
1.SLAの理論、2.院生の発表と討論、3.SLAの研究/実践
ゼミの組み立て(3時間)
1.SLAの理論(1時間から1時間半)
2.院生の発表と討論(1時間)
3.SLAの研究/実践(30分から1時間)
SLA理論は毎回テーマがある。
1.SLAとは。2.言語学とは。3.経験主義か生得主義か。
4.対照分析とチョムスキー。5.誤用分析と変異。6.臨界期。
7.適性と知性。 8.2カ国語話者 9.学習者のストラテジー。
10.普遍文法。 11.理論。12.SLA教授法。
院生の発表と討論
2冊の課題本を読んで、一人1章を発表しクラス内ディスカッションをする。
SLAの研究/実践
コーパスやクランの使い方を学ぶとともにそれらを使って解析/分析する。
Showing posts with label school. Show all posts
Showing posts with label school. Show all posts
2012-09-10
2011-04-26
クラス分けテスト(credit)
City College of San Franciscoの英語と数学のクラス分けテスト(placement test)は毎日メインキャンパス(Ocean Campus)で行われます。オンラインで予約をして、午後からのテストを受けに行きました。
英語は外国語として英語を学ぶ人のテスト(ESL)と母国語として英語を学ぶ人かアメリカの高校を卒業した人のテスト(English)があります。私のビザはESLとEnglishのどちらのテストを受けても良いので、Englishに挑戦してみました。
英語のテストの時間制限は1時間半で、WritingとReadingの2パートに分かれています。コンピュータに向かって受けるテストで、4つの答えから1つ選択します。
テストはWritingから始まります。
Writingは三つのパートに分かれていて、語彙問題と文法問題と書き換え問題です。
語彙問題は、英文の中の単語に下線が引かれていて、その単語の意味に相当する語句を選ぶもの。例えば、Grandfather worked at two jobs in order to provide food and clothing for his many progeny.のprogenyに下線があり、選択肢のoffspringを選びます。
文法問題は、英文の中の文法的誤りを見つけるもの。例えば、Mike and his wife, Jane was invited a big party and they met Harrison Ford there. とあれば、マイクとジェーンと複数だからwasが誤り。TOEICを受けたことがある人にはお馴染みの問題です。
書き換え問題は、二つの文を一つにするものが多かったです。例えば、Jane studied hard. She wanted to go to Harvard University. の2文をJane studied hard to go to Harvard University.にします。選択肢の文の中には一見似通っていて、適した文を選ぶのに苦労するのもありました。
Writingが終わると、休みなしにReadingが始まります。
Readingは長文を読み、一つの長文につき三つの質問に答えます。質問は、文中で使われている語句の意味を答えるもの、文のタイトルをつけるもの、長文の要約をするものなど、いろいろです。長文は10行位の短い文から25行位の長いものまで12問あります。長文の話題は歴史、化学、文化、哲学などの学校で使う教科書の抜粋です。TOEFLのReading問題と形式も内容も類似していました。
コンピュータなのでテスト解答後、直ぐに結果が出ます。試験監督から渡された結果票には、ReadingとWritingの正答率と適性クラスが書かれていました。
2011-04-21
クラス分けテスト(non credit)
サンフランシスコ市立短大(City College of San Francisco)には卒業単位となるクラス(credit)と卒業単位にならないクラス(non credit)があります。どちらのクラスにも英語を外国語として学ぶ人(ESL)のための授業があります。ESLのクラスに入るためにはクラス分けテスト(placement test)を受けなくてはなりません。
Non Creditのクラス分けテストは毎週木曜日で予約制。朝8時半から眠い目をこすりつつテストを受けました。
テストは聞き取りテスト(listening test)と読解力テスト(reading)の2つに分かれて、各40分。4択のマークシート形式です。
Listening Testは3つのパートに分かれています。
一つ目のパートは、ある場所で行われた会話を聞いてどこの場所かを答えるもの。例えば、「いらっしゃいませ、ご注文は?」「サンドイッチとコーヒーをください」の会話を聞いて、レストランの絵を選びます。
2つ目のパートは、会話の応答を選ぶもの。例えば、「明日はフランクの誕生日だって」の答えは「5月5日生まれだね」を選びます。
三つ目のパートは、会話を聞いて何について話しているのか答えるもの。例えば、「家のかわいいミケがいなくなったんだ」「アリスが道路で怪我をした三毛猫を見つけて、獣医に連れて行ったよ」の答えは、怪我をした猫を抱いた女の子の絵を選びます。
Listeningの後は小休止兼オリエンテーション。その間に、試験監督は集めた答案用紙を別室に持って行き、採点します。オリエンテーションではNon Credit用登録用紙を渡され、名前や住所を書き込みました。
試験監督が戻ってきたらReading Test開始です。Listening Testの正答率に従って、ピンク(低正答率)とブルー(高正答率)の問題用紙を監督から渡されます。
Reading Testは3つの長文を読んで、それぞれの質問に答えます。長文は、中学3年生から高校1年生程度の単語を使った20行程度の英文がページの片面に大き目の字で書いてあります。その英文1問に対して質問は5問か6問くらいで、質問は文中で使われている単語の意味を尋ねるものた時間軸に沿って英文を並び替えるものや長文のタイトルをつけるものなどです。長文の内容は、これからのクラスで学ぶであろう米国の歴史やカリフォルニア州の特徴やアメリカ文化でした。
Reading Testの終了後、試験監督は再度別室に答案用紙を持って行き、採点をします。監督と入れ替わりに学習相談員(Academic Counselor)がやってきて、学校のシステムや授業レベルなどを説明します。
説明の途中で、試験監督が2人のAcademic Counselorを引き連れて試験場に帰ってきました。
試験結果に従ってクラス分けがなされます。相談員は、個人の希望時間や学習目的を尋ねてクラスを割り振っていきます。
Reading Test(40min), Orientation(20min), Listening Test(40min), Counseling(20min)で約2時間でした。
2009-09-30
初合奏
初級と中級の合同吹奏楽クラスが始まって一月が経ちました。今日は先生から貰った譜面の初合奏です。
最初に、前回スケールとリズムの実技テストを受けていなかった2人の学生の補習テストをしました。トランペットの彼は顔を真っ赤にしつつ一生懸命音を出してなんとかCからGまで上がったのに、Aに行かずに降りてきます。先生が2度ほど注意すると、やっとスケールの意味を理解しました。そして、またCから始めてGに到達して、次はAと上がろとしたけれっど、残念ながら力尽きて「ぷわーん」と頼りない音しか出せませんでした。本人も悔しかったらしく、赤い顔のまま先生に「次のスケールテストは1回でパスする」と約束していました。先生はトランペットの彼だけでなく、楽団全員に基礎練習の大切さを説き、「毎日ロングトーンを欠かさないように」と言いました。
もう一人のトロンボーンはずれていたポジションを直されると一度で実技テストをパスできました。
次は指揮の見方の復習です。構えから止めまで指揮に注目するように教則本の12番から30番までの曲を使って練習しました。先生は集中力のない学生には名前を呼んで注目させたり、集中できる学生を見本に演奏させたりしました。教則本の15番からはP(ピアノ:やや弱く)やF(フォルテ:やや強く)の音の強弱の練習も取り入れられました。先生は25番くらいで拍子のテンポを変えても指揮についてくるように試みましたが、これはまだ初級楽団員には早かったようで、先生のテンポについていけたのは私を含めて3にんだけでした。
そしていきなり曲「A Touch Of Baroque」に突入です。クラリネット、サックスで始まり、4小節でフルート、8小節で金管が入ります。
先生は木管が演奏する8小節の間に金管に曲の雰囲気と速さをつかませました。2度ほど木管の8小節を演奏して、「さあ、金管です」と先生が合図を送りました。
ところが入ってきたのは14人の金管のうち5人だけ。それも5人のうち2人が10小節目で脱落です。先生が「何で入らないの?」と尋ねると、1人が「どこで入ったらいいのか分からなかった」(小節を数えていなかった)と応えました。先生は「合図を見た人、手を挙げて」と聞いて、手を挙げたのが11人でした。(残りの3人は指揮を見ていなかった)
リズムをとること、数えること、それに他の何よりも指揮をみることを教えて合奏を再開しました。
この曲はフォルテで始まって、中間部でピアノで優しく語り、また主旋律をフォルテに戻って終わります。先生の指揮棒も中間部で落とし気味で振られました。それを見落としてフォルテで吹き続けた金管を取り挙げて、先生は全員に譜面台の高さと位置の調整を教えました。このように先生は丁寧に体験を通して楽器の演奏と合奏を教えてくれます。
頑張ってついていった甲斐があり曲が通して演奏されました。先生が指揮棒を止めて下ろしたときは私はやっと終わったとホッとしました。この安心感と充実感は楽団全員にあり、隣の人を目を見合わせて微笑みあったり、暫くぼんやりしたりした人がいました。
先生は私の隣のMさんと、前期の授業では初回の合奏が1つの授業で終わらなかったと話していました。私たちが1回の授業で1曲通せて良かったです。
2009-09-16
リズムとタンギング
今日も頑張って早めに到着しました、と偉そうに書いたけれど、実は出入り時間の3分前です。先生の方が早く来ていて扉の前で待っていました。
今回は指揮とリズムの復習とタンギングです。
前回ダメだった金管パート、特にトランペット、それと他のパートの若干名は集中して注意されていました。先生の注意の仕方は、おどけてだらけている人の真似をしたり、正しく出来ている人をべた褒めしたりと、学生の気を逸らさないようにします。そして、後半の指揮つきスケールでは、なかなか手を下ろさずに粘り、根負けして楽器を下ろした学生を「Bastard」とからかうのです。何回も繰り返すうちに構えから止めまで、全員が乱れずにできるようになりました。
R先生の根気強い指導に感心しました。私の知っているS先生なら2度目の注意の後できれて、指揮台の卓袱台返しか前列の譜面台の将棋倒しが起こっているところです。
メンバーも自然に指揮に慣れてきて、楽器の構え、息を吸うタイミング、吐くときの手の場所、終わりの息の止め方が円滑にできるようになりました。最も良かったのは全員が先生を向くようになったことです。ここでも身体を捻じ曲げている人や顔を背けている人には、先生は物まねや学生の座席の向きを変えさせて、先生へ目を向ける集中力をつけさせていました。
音階(スケール)では右隣のVさんが指使いとオクターブキーの使い方を尋ねてきました。何度も音階をするうちに音は出ないけれど指は格好がつくようになりました。Cちゃんは出せる音のみで出せない音のときは待機です。偉いのは待機中もだらけないで楽器を構えて待っています。
リズムでは手拍子の後に実際に吹いていきます。全音符から二分音符へと音の長さがどんどん短くなり、タンギングが厳しくなっていきます。やはり10年近いブランクがあると口の筋肉が弱ってきていて、アンブシュアとタンギングが辛いです。私の下あごが熱を持ち、演奏の合間に冷やしていると、先生にからかわれてしまいました。変な顔を真似されて、ちょっと恥ずかしかったけれど、最終的に一生懸命演奏しているのを褒めてもらったのでよかったです。
家に帰った後も下あごがガタガタで下唇の内側がひりひり痛いです。
2009-09-14
スケールとリズム
アンサンブルを指導するR先生は坊主頭で年齢も国籍も不明な不思議な先生です。指導中は冗談がポンポンと口から出てきます。学生に演奏中の緊張感を持たせつつ、合間にリラックスさせるように、バランスの舵取りが上手です。
2回続けて遅刻した私は、今回は早めに家を出たため、授業開始20分前に着きました。合奏室出入りより10分も前です。
合奏室前で前授業の終了を待っている間に、トロンボーンのHくんと今日から新入りのクラリネットのCちゃんと話をしました。
Hくんは元々トランペットで高校のマーチングバンドに所属していたそうです。この授業ではトランペット希望が多く、それでも授業をとりたい関係から同じ金管のトロンボーンに回ったそうです。私はそれを聞いて人数の少ないパートで良かったと思いました。
Cちゃんはお兄さんのクラリネットの演奏に憧れて楽器をするならクラリネットと決めてました。家でお兄さんのクラリネットを吹こうとして滅茶苦茶怒られて以来、楽器に触っていないし、音楽は初めてだと言います。それでも楽器と教科書を用意してやる気満々です。合奏室への入室を待つ間、彼女は教科書の音符を指差して「この音は何」とか、「(クラリネットは)どうやって組み立てるの」とか、どんどん質問をしてきます。出入りの時間、彼女は当然のようにちょこんと私の隣に座りました。
今日は前回の指揮の復習と譜面を読むことそしてリズムです。
指揮の復習で、構え、息を出すはOKでした。アンサンブルの人たちは大体の指揮の流れは覚えているものの、先生が手を下ろす前にだらけるパートがあるのが残念。次回の課題です。
音階は教科書に沿って行いました。B♭からFまでは前回と同じ。違うのは教科書の音階を読めるようになることです。クラリネットはB♭、フルートはC、アルトサックスはE♭と順に基準の音と音階確かめていきます。
Cちゃんは音が変わる度に表情もくるくる変わってかわいい反応でした。音が変わると指を確かめに私の方を向きます。先生が要求している音がでるのかどうか心配そうな顔をしていました。そして勢い良く吹き、先生にOKをもらうとにこにこしていました。眉と目じりが上がったり下がったりと忙しいです。
リズムは教科書の最後のページにあります。一つ一つを手拍子で確かめます。先生がメンバーの経験者を一人一人指名して手拍子をさせます。次はそれを全員でするのです。72パターンのリズムの内10パターンまで進みました。
授業は早くも終了15分前です。
ここで先生は選んだ(楽器の演奏ができる)人に楽譜を渡して行き、同時に席替えも言い渡しました。私は1st と2ndの2種類の楽譜をもらい、古株Mさんの隣になりました。
端から内側へ順にMさん、私、Vさん(初心者)、Cちゃん(初心者)になり、Cちゃんは私と離れて心細い顔をしてじっと見つめてきました。(そんな顔をされても先生の指定だからと心で言い訳。)
私は隣になったMさんに改めて「同じ楽譜(1st Cla)で宜しく」というと、「私、上の音が吹けないのよね。だから1stは嫌なの」と。Mさんの上の音とはhigh DでなくオクターブキーのD。(えー、そんなぁ。話が違うよ。)
私は一瞬顔が青ざめましたが、すぐに気を取り直して「私が教えるからなんとか吹いて」と押し切りました。
もらった楽譜はテスト用です。期末のペーパーテスト以外に3回の実技テストがあります。初心者と中級者が混じったこのクラスの実技テストは、初心者は音を出せればOK。中級者はアンサンブルの出来で成績が出されます。つまり、中級者となったMさんに担当楽譜を演奏してもらわなければ、クラリネットは私のみ。いくら私が経験者でも2曲全部ソリスト状態は勘弁です。私は心を鬼にしてクラリネットパートを扱いていくことを誓いました。
早速10分間の練習時間、Mさんを突付いてオクターブキーを使った音を一緒に出して行きました。Mさんのスカスカと息の音だけがするB♭より上の音。おばあちゃんだし無理させて何かあっても困る、だけど音がでなければソリストになってしまう、と心の葛藤が続きました。ついにMさんの体力負け。先は長そうです。
2009-09-09
指揮を見る
先週、引っ張り出したクラリネットを吹きに大学へ行きました。私は5分遅れで教室に入りました。
音楽や演劇の授業を行う特別校舎には合奏室(リハーサル室)があります。壁は防音で内側に音響板が張ってあります。
部屋前方のホワイトボードの前に指揮台と指揮椅子、それを取り囲むように椅子と譜面台が配置されています。指揮台の置いていない壁側は3段の段が作ってあります。そこにも椅子と譜面台が置いてあります。合奏室はいつでも合奏練習ができるように作ってあるのです。
遅れて入った私は急いで楽器を準備して、クラリネットスペースの端の椅子に座りました。カリキュラムによると今日の授業はスケールと音符。先生も出席をとって、今日の授業の説明をしたところのようでした。
最初は楽器の構え方とアンブシュアの復習です。楽器ごとに先生の指示の下で構えて音を出しました。クラリネットは1度でOK。
次は指使いです。B♭,C,D,E,Fを出します。先生は丁寧に各楽器の指を教えてくれました。フルートとサックスとクラリネットは経験者がいるために、先生が指の位置を確認しただけでした。フルート経験者はたまたま右隣になったハンサムな男の子。彼がフルートの指使いの見本をパートに見せている間、金髪に隻眼で彫刻のアポロンのような容姿に、他楽器なのに思わず見入ってしまいました。
指使いを覚えると音階です。ここで先生は指揮の見方を教えました。
先生が構えると楽器を構えること。
先生が手を振り上げるときに息を大きく吸い込み、手を下ろすと同時に吹き始めること。
先生が指を結ぶと息を結んで音を出さないこと。
先生が構えを止めるまで、楽器を構え続けること。
この3つの課程を音階の音を出しながら繰り返し練習しました。
可笑しかったのは初心者チューバくんと同じく初心者トロンボーンくん。構えが遅く、先生が手を下ろす前に椅子にダラリと寄りかかってしまうこと。先生が2回も注意を促さなければ姿勢は直りませんでした。
最後に音階を使って音符の勉強です。全音符(whole)、二分音符(half)、四分音符(quater)、八分音符(eighth)の名前と意味、そして手拍子によって長さを覚えました。手拍子は楽器によって長さが振り分けられて、先生の指揮にあわせて手を叩きます。左隣のクラリネットのおばさんはつられ易いタイプのようで、クラリネットは2分音符のはずなのに、四分音符からやがて八分音符になっていました。
また、音を出しての音符の練習では、休符を一人だけフライング。そのときの言い訳が、「私はみんなが休んでいるときも働き続ける真面目なタイプなの」と。あっけらかんとした態度に先生も苦笑いで「積極性は認めるけれど、休符で音を出してもらっては困るよ」と注意をしました。それからもいくつかの音符のパターンの練習でもずれ続ける彼女はどうやらリズム音痴のようです。
片付けのときに私に耳打ちをしました。「初めての楽器がやっと吹けるようになって、音階もリズムもできるようになると楽しいわ。」。先にそう言われてしまうと、「あなたずれているんですけど。」と注意ができませんでした。
私が初めてクラリネットを手に持ったのは遠い遠い昔のことでした。
吹奏楽部に入部したはずなのに練習中は体操着。なぜなら、まずは腹筋運動から始まるからです。そしてマウスピースでのアンブシュアの練習。次にタンギング練習。やっと楽器を組み立てられるようになって、音を出す練習。さらに指使いと音階練習。腹筋運動とアンブシュアから音階練習まで約1ヶ月かかりました。単調な練習だったにも関わらず休まずに部活に通っていたのは、演奏会に向けた練習をしている先輩方に憧れ、その練習の輪に入る日を心待ちにしていたからでした。
初心者の彼女がフライングをしてもリズムがずれても嬉々としてクラリネットを吹く姿に、私自身がクラリネットを習い覚えた頃を思い出しました。
授業の終わりに先生から認可コードをもらえたので、晴れてクラスの一員です。
2009-09-02
楽器演奏
ひょんな理由で10年振りにクラリネットを吹くことになりました。
昨夜遅くにひょこひょこと戸棚の奥から日本から持ってきたクラリネットを出しました。傷がないか点検したら1箇所パッドに不安があるものの大丈夫で安心しました。リードやグリスやスワブもケースに収めて準備完了。
大学の音楽の授業に15分も遅刻してしまいました。教室は音響の整ったリハーサル室。いつでも演奏ができるように指揮台や譜面台が揃えて置いてあります。こっそりと部屋に入ったつもりが、いきなり指揮台の真横に出てしまいました。先生に言われて楽器の準備が整うとオーディションです。
準備をするための場所があり、そこでクラリネットを組み立てて、少々音だしをしました。10年のブランクがあったのになんとか吹けそう。楽器を持って先生の横に立つと「何かやって」と言われ、心の準備もないまま息だけ整えて吹いたのが「朝鮮民謡」の最初のところ。正面に座っていたサックス担当の老韓国人夫婦が姿勢を正して聞いてくれました。斜め前のホルン担当のユダヤ人のお兄さんはこの曲何?と怪訝な顔をしていました。
先生のOKが出たのでほっとしてクラリネットの区域に座ると、次の人の順番になりました。私が木管楽器の最後だったらしく、金管楽器に先生の視線が移りました。トランペットのユダヤ人の男の子が真っ赤な顔をしている割りに気合の入らないパフーンと開放音を出しました。先生がアンブシュアを整えてから音を出すように注意して再挑戦。2度目はパプーとそれなりの音が聞こえました。先生はそれでOK。そして次のトランペットの男の子。どうやら「何かやって」は「音を出して」だったらしいです。それでホルンのお兄さんに怪訝な顔をされたのです。ああ、失敗。
全員のオーディションが終わると、斜め後ろに座っていたあの老夫婦の奥さんに「アンニョンハセヨ」と挨拶されました。「韓国人ではないんです」というと、旦那さんがきれいな日本語で「アリランを吹いたからてっきり韓国人だと思ったよ。日本人なら「さくら」を吹けばよかったのに」と言われてしまいました。それもそうだと思いました。
先生はオーディションに結果全員クラスに認可することを告げました。よかったと胸を撫で下ろしました。これでクラスは確保できました。
この日の授業は呼吸、アンブシュア、タンギングでした。それぞれのパートで先生に指名された人が見本を示します。見本を示した人の中でアルトサックスに知っている顔がありました。以前、英語クラスでエッセイの見直しを交換した人です。音楽の授業は校舎も違うために英語のクラスメートだった彼女に出会うとは意外でした。彼女も私を覚えてくれていて、見本を示したあとで私に手を伸ばして「久しぶりね」と握手と挨拶を交わしました。
片付けでは座席の並びで私と正反対に座っていた老婦人モリーがわざわざ手を伸ばして握手と挨拶をしてくれました。彼女がコンマスです。
音楽それも特にアンサンブルの良いところは楽器演奏者同士が直ぐに打ち解けることです。音を合わせるには気持ちも合わせなくてはいけないことを皆体験上知っているのです。また、楽器の音の特長はその人の性格の特長に類似しているために、言葉を交わさなくても相手のことが分かります。更に、音楽の言葉は世界共通。先生の言葉が他の教科より耳に入りやすく理解できます。
モリー、デビッド、アンナ、マリアと1回目の授業で35人中4人の名前と顔と担当楽器を覚えました。この調子だと一月もしないうちに全員の名前と顔が一致できそうで嬉しいです。
2009-07-30
夏期講習が終わって
じりじりと照りつける夏の太陽の下でせっせと通い続けた夏期講習が終わりました。
今夏は2つの講座をとったために、午前10時から午後3時まで教室に缶詰となった上に家では深夜まで課題をこなすほど心にも身体にも全く余裕がありませんでした。登下校では、プールサイドのビーチベッドで本を読む自分の姿を思い描いて雲一つないカリフォルニアブルーの空を恨めしく見上げていました。
1日も休まずに講習に行った私を週末は休めてあげましょう。週が明ければ、ブログを再開するつもりです。
2008-09-11
個人レッスン
きのこのぶろぐで恒例?の体験シリーズ。今回は真面目な話題。Tutoring(個人教授)を受けました。
8月に受けたTOEFLの結果が先週届きました。予想していたとはいえ、散々でした。致命的なのはSpeakingとWriting。この2分野にはかなりのてこ入れが必要です。次の受験まで効率よく学習をすすめる為に私は以前グループレッスンでお世話になった先生に個人レッスンをお願いすることにしました。
レッスンは5時から6時の間の約束でした。先生は4時45分に到着。挨拶もそこそこにレッスン開始です。
まず、見るも無残なテスト結果を先生に見せて現状を分析してもらいます。全分野の成績結果と寸評にざっと目を通して、強化すべきWritingと Speakingの評価はじっくりと読んでいました。その様子を見て成績評価表をコピーして渡したほうが良いと判断した私は、先生にコピーを渡すことを伝えて表を返してもらい、代わりに家で書き溜めていたWriting Tasksを渡しました。私がコピーをとっている間に英作文課題を猛烈な勢いで添削をしてくれました。
時間は5時。レッスン開始です。先生のボールペンの色は青、日本だったら真っ赤になって返ってきた課題作文はTOEFLのWritingでPBTの頃から続いている200題の課題から私がランダムに選んで書いたものです。動詞と前置詞の組み合わせ、冠詞、そして名詞の単数形と複数形は私自身が弱点と自覚しているにも関わらずなかなか克服できない(向上がみられない)ところです。ああ、またか、と気落ちをしていたら、「それは英語を第2言語としているアジア人によくある間違いだから、気にしなくていいわよ。(いえいえ、気になります)それよりも、丸で囲んだこことここ(とペンで紙上の文を指し示して)の視点が気に入ったわ。いい考え方だと思う。だから、その辺りをもっと膨らまして書くと字数も増えるし、説得力のある文になるわよ。そこから始めましょう。」と言われました。
先生が課題を読み上げ、それについての私の意見を口頭で述べると、先生が紙に書いてくれます。more detail もっと詳しく, explain it ちゃんと説明して, specific 具体的にと先生は書きながら指示を出します。私は指示に応じて、頭で文を組み立てて口から出します。英作文にSpeakingの練習を兼ねています。私の言った文を書き終ると、問題のある文を四角で囲みました。それを先生が「私ならこうするわ」と文章をしゃべりつつ、意味は残して全く違う文にしてしまいます。その劇的な変化は目を見張るばかりです。この調子で準備した6つの課題作文の内を3つを書くと60分経ってしまいました。先生のアドバイスに従うと実践的Writingの技術を身につけるのは簡単だそうです。
1つの作文に20分、300語。テストでは1つの作文に30分、300語です。いかに早く整理された説得力のある文が勝負の分かれ目です。ペースアップを図りつつ内容の濃い文章を書けるようになりたいです。
1時間レッスンの終わりに、テスト評価の反省と今後の進め方の相談をしました。そしてたっぷりと宿題も貰いました。内容の濃かったレッスンが終わると身も心もくたくたになりました。
8月に受けたTOEFLの結果が先週届きました。予想していたとはいえ、散々でした。致命的なのはSpeakingとWriting。この2分野にはかなりのてこ入れが必要です。次の受験まで効率よく学習をすすめる為に私は以前グループレッスンでお世話になった先生に個人レッスンをお願いすることにしました。
レッスンは5時から6時の間の約束でした。先生は4時45分に到着。挨拶もそこそこにレッスン開始です。
まず、見るも無残なテスト結果を先生に見せて現状を分析してもらいます。全分野の成績結果と寸評にざっと目を通して、強化すべきWritingと Speakingの評価はじっくりと読んでいました。その様子を見て成績評価表をコピーして渡したほうが良いと判断した私は、先生にコピーを渡すことを伝えて表を返してもらい、代わりに家で書き溜めていたWriting Tasksを渡しました。私がコピーをとっている間に英作文課題を猛烈な勢いで添削をしてくれました。
時間は5時。レッスン開始です。先生のボールペンの色は青、日本だったら真っ赤になって返ってきた課題作文はTOEFLのWritingでPBTの頃から続いている200題の課題から私がランダムに選んで書いたものです。動詞と前置詞の組み合わせ、冠詞、そして名詞の単数形と複数形は私自身が弱点と自覚しているにも関わらずなかなか克服できない(向上がみられない)ところです。ああ、またか、と気落ちをしていたら、「それは英語を第2言語としているアジア人によくある間違いだから、気にしなくていいわよ。(いえいえ、気になります)それよりも、丸で囲んだこことここ(とペンで紙上の文を指し示して)の視点が気に入ったわ。いい考え方だと思う。だから、その辺りをもっと膨らまして書くと字数も増えるし、説得力のある文になるわよ。そこから始めましょう。」と言われました。
先生が課題を読み上げ、それについての私の意見を口頭で述べると、先生が紙に書いてくれます。more detail もっと詳しく, explain it ちゃんと説明して, specific 具体的にと先生は書きながら指示を出します。私は指示に応じて、頭で文を組み立てて口から出します。英作文にSpeakingの練習を兼ねています。私の言った文を書き終ると、問題のある文を四角で囲みました。それを先生が「私ならこうするわ」と文章をしゃべりつつ、意味は残して全く違う文にしてしまいます。その劇的な変化は目を見張るばかりです。この調子で準備した6つの課題作文の内を3つを書くと60分経ってしまいました。先生のアドバイスに従うと実践的Writingの技術を身につけるのは簡単だそうです。
1つの作文に20分、300語。テストでは1つの作文に30分、300語です。いかに早く整理された説得力のある文が勝負の分かれ目です。ペースアップを図りつつ内容の濃い文章を書けるようになりたいです。
1時間レッスンの終わりに、テスト評価の反省と今後の進め方の相談をしました。そしてたっぷりと宿題も貰いました。内容の濃かったレッスンが終わると身も心もくたくたになりました。
2008-07-24
英作文力
collegeで受けている国語(English)の期末テストを受けました。勿論、テスト形式はcomposition(作文)です。
春学期はESL(英語を第2言語とする人のための英語クラス)21Aをとっていました。そのクラスの最初に行われた学習審査用作文では、1時間かけて1行おきでやっと1ページでした。それが21Aの期末テストで1時間半で1行おきで4ページ。今回は2時間弱で1行おき6枚が書けました。1枚辺りに書いた語数も増えました。
21Aは作文の題を試験1週間前に提示してもらえました。題が提示されると、構想を練り、アウトラインを作って、語彙を調べるのに2日。原稿書きに2日。本当はやってはダメなので私はやってなかったけれど、絶対Aをとりたいという人はそれをtutorに校正してもらってました。原稿を覚えるのに1日。そうやって1週間後の定期テストに臨んでいました。
21Bは題の提示が前日で、それも5つの題のうち、3つを当日先生が選択するというものでした。中間テストではたまたま私が書きたくてアウトラインを用意していた題を先生が選択してくれたので、構想通りに書けました。中間テストの時に、タイトルが選択制だと知って期末テストには与えられた5題全部のアウトラインを書いて行きました。21Aと違って前日のタイトル提示ではさすがに5題の英作文をする時間はないので、結論や説明で使いたい語彙のみアウトラインにメモ書きしていきました。期末の題は、講習中の読書課題であるチャンドラー作「さらばいとしき女よ」から「アメリカンヒーロー」か「ハードボイルドとロマンス」のどちらかについて書きなさい、というものでした。
作文は構想と内容と語彙・文法の3つで評価されます。これまで先生が私の小論文を添削してくれたところ、語彙・文法力と作文構成力は大丈夫と太鼓判を押してくれました。私は、与えられた題のうち、恋愛の微妙な表現を含めた説明を結論まで英語でひっぱり、時間内に仕上げるのは無理と判断して、「アメリカンヒーロー」にしました。私は一貫性のある筋立てた内容を書いたつもりです。それが読み手(先生)に伝わるといいなあ。
2月からの英語学習を通して、語彙数の増加、英文法の正確性、構成のバランスを振り返ると確実に英作文力がついていると実感しました。これからも、先生にアドバイスされたとおり、新聞や論文等の良質の英文と興味ある分野の小説を読み、多様な英文に触れて内容を強化し、それを自分の言葉に直して語彙力を増やし、作文を続けることで全体的な英作文力を上げていきます。
春学期はESL(英語を第2言語とする人のための英語クラス)21Aをとっていました。そのクラスの最初に行われた学習審査用作文では、1時間かけて1行おきでやっと1ページでした。それが21Aの期末テストで1時間半で1行おきで4ページ。今回は2時間弱で1行おき6枚が書けました。1枚辺りに書いた語数も増えました。
21Aは作文の題を試験1週間前に提示してもらえました。題が提示されると、構想を練り、アウトラインを作って、語彙を調べるのに2日。原稿書きに2日。本当はやってはダメなので私はやってなかったけれど、絶対Aをとりたいという人はそれをtutorに校正してもらってました。原稿を覚えるのに1日。そうやって1週間後の定期テストに臨んでいました。
21Bは題の提示が前日で、それも5つの題のうち、3つを当日先生が選択するというものでした。中間テストではたまたま私が書きたくてアウトラインを用意していた題を先生が選択してくれたので、構想通りに書けました。中間テストの時に、タイトルが選択制だと知って期末テストには与えられた5題全部のアウトラインを書いて行きました。21Aと違って前日のタイトル提示ではさすがに5題の英作文をする時間はないので、結論や説明で使いたい語彙のみアウトラインにメモ書きしていきました。期末の題は、講習中の読書課題であるチャンドラー作「さらばいとしき女よ」から「アメリカンヒーロー」か「ハードボイルドとロマンス」のどちらかについて書きなさい、というものでした。
作文は構想と内容と語彙・文法の3つで評価されます。これまで先生が私の小論文を添削してくれたところ、語彙・文法力と作文構成力は大丈夫と太鼓判を押してくれました。私は、与えられた題のうち、恋愛の微妙な表現を含めた説明を結論まで英語でひっぱり、時間内に仕上げるのは無理と判断して、「アメリカンヒーロー」にしました。私は一貫性のある筋立てた内容を書いたつもりです。それが読み手(先生)に伝わるといいなあ。
2月からの英語学習を通して、語彙数の増加、英文法の正確性、構成のバランスを振り返ると確実に英作文力がついていると実感しました。これからも、先生にアドバイスされたとおり、新聞や論文等の良質の英文と興味ある分野の小説を読み、多様な英文に触れて内容を強化し、それを自分の言葉に直して語彙力を増やし、作文を続けることで全体的な英作文力を上げていきます。
2008-07-21
夏期講習6週目
夏期や冬期の短期講習を履修した人から、講習は毎日授業があり、宿題もたっぷり出されるから、少な目に取ったほうが良いとアドバイスされました。AC(アカデ ミック・カウンセラー)も授業担当の先生も同様で、春秋学期なら履修授業は3つ以上取ってもいいけれど、講習中は1つ、欲張ってはダメよ、と脅されていま した。
月曜から木曜まで毎回2時間30分のみっちり英語の授業も今週が最後です。火曜日には全ての提出物出し、水曜日は課題図書を読み終えて総復習、木曜日は期末テストが控えています。毎日登校はやはり体力的に辛く、アドバイス通り1教科にしておいてよかったです。
月曜から木曜まで毎回2時間30分のみっちり英語の授業も今週が最後です。火曜日には全ての提出物出し、水曜日は課題図書を読み終えて総復習、木曜日は期末テストが控えています。毎日登校はやはり体力的に辛く、アドバイス通り1教科にしておいてよかったです。
Subscribe to:
Posts (Atom)
