2009-09-16

リズムとタンギング

今日も頑張って早めに到着しました、と偉そうに書いたけれど、実は出入り時間の3分前です。先生の方が早く来ていて扉の前で待っていました。

今回は指揮とリズムの復習とタンギングです。
前回ダメだった金管パート、特にトランペット、それと他のパートの若干名は集中して注意されていました。先生の注意の仕方は、おどけてだらけている人の真似をしたり、正しく出来ている人をべた褒めしたりと、学生の気を逸らさないようにします。そして、後半の指揮つきスケールでは、なかなか手を下ろさずに粘り、根負けして楽器を下ろした学生を「Bastard」とからかうのです。何回も繰り返すうちに構えから止めまで、全員が乱れずにできるようになりました。
R先生の根気強い指導に感心しました。私の知っているS先生なら2度目の注意の後できれて、指揮台の卓袱台返しか前列の譜面台の将棋倒しが起こっているところです。

メンバーも自然に指揮に慣れてきて、楽器の構え、息を吸うタイミング、吐くときの手の場所、終わりの息の止め方が円滑にできるようになりました。最も良かったのは全員が先生を向くようになったことです。ここでも身体を捻じ曲げている人や顔を背けている人には、先生は物まねや学生の座席の向きを変えさせて、先生へ目を向ける集中力をつけさせていました。

音階(スケール)では右隣のVさんが指使いとオクターブキーの使い方を尋ねてきました。何度も音階をするうちに音は出ないけれど指は格好がつくようになりました。Cちゃんは出せる音のみで出せない音のときは待機です。偉いのは待機中もだらけないで楽器を構えて待っています。

リズムでは手拍子の後に実際に吹いていきます。全音符から二分音符へと音の長さがどんどん短くなり、タンギングが厳しくなっていきます。やはり10年近いブランクがあると口の筋肉が弱ってきていて、アンブシュアとタンギングが辛いです。私の下あごが熱を持ち、演奏の合間に冷やしていると、先生にからかわれてしまいました。変な顔を真似されて、ちょっと恥ずかしかったけれど、最終的に一生懸命演奏しているのを褒めてもらったのでよかったです。

家に帰った後も下あごがガタガタで下唇の内側がひりひり痛いです。

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