ボランティアの合間に地元の高校生とおしゃべりをしています。
RちゃんもEちゃんも私立の女子高生。家庭は裕福で両親は教育熱心です。
Eちゃん:どこの大学を希望しているの?
Rちゃん:UCLA。あなたは?
E:家から出たいからUCバークレー。州外の大学も受けるつもりなの。
R:私も州外の大学に応募するつもり。
(さらりとUC系を挙げる辺りがお嬢さま学校でありながら、過去に大勢の卒業生を有名大学に合格させている進学校に通っている生徒たちです。)
私:州外ってどこに行きたいの?
E:シカゴって考えたんだけど、冬がすごく寒いらしいからやめた。
R:私はNYに行きたいってママに言ったら大反対された。危険がいっぱいあるからダメって。パパは何も言わなかったけど。
E:あら、あなたも?私のところはママもパパも反対で、怖い人がいるからダメだって。
(いえ、いえ、あなたたちは既に危険がいっぱいある大都市に住んでいるのですけれど。)
私:じゃあ、ジョージア州(アトランタ)やルイジアナ州(ニューオリンズ)は暖かくてのんびりしてていいんじゃない?
R:想像もしていなかったわ。私はLAみたいな大きな街がいい。
E:大学生活が想像できない。私はやっぱり東海岸。
どうやら南であっても大都市でなければ彼女たちのお気に召さないようです。
話を聞いていると、大阪・京都・神戸といった関西の大都市で生まれ育った高校生と進路事情が似ています。第1志望は地元。第2は東京や名古屋のような東の大都市。北海道や東北地方は冬の寒さを、九州や四国は街の小ささを想定して志望に挙がらない。
Rちゃんは小学校から今の学校でこの秋から高3の受験生、Eちゃんは中高一貫校でこの秋で高2。二人とも志望学部を絞りかねているとのこと。RちゃんもEちゃんも青春真っ只中。不安と期待を抱えながら将来を模索中です。
2009-07-16
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