公開興行収入記録で話題になりましたが、そろそろほとぼりが冷めただろうということで、"The Dark Knight"[IMDb] を観てきました。
Christian Bale による Batman シリーズ第二弾、Heath Ledger の遺作ということでも話題になっていますが、アクション娯楽作としては二時間半という長編に仕上がってしまい、テーマの重さ暗さも手伝って、一部の若年層には最後までじっと座ってみる我慢の限界を超えてしまっていたようです。
テーマとしてはダークヒーローの苦悩を正義とは何か?ヒーローとは何か?という視点で問い掛けるものでしたが、後半はあまりに問い掛け過ぎて、アクション娯楽作にしてはちょっとしつこく長く暗くなり過ぎてしまったようです。
今回の悪役はお馴染みジョーカーであることは予告編からも周知の事実でしたが、物語の中盤でもう一人のお馴染みの悪役○○登場の伏線があり、次回作につながるのかと思いきや、そのまま一気に暗いテーマにはまり込み、これまでの作品では有り得なかった△△を死なせてしまうなど、娯楽作品としては如何なものかというしこりの残る仕上がりでした。
とはいえ、Heath Ledger のジョーカー怪演ぶりは Jack Nicholson のジョーカー役を上回るものだったと評価したいと思います。
2008-08-03
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