2009-10-09

動詞 te-form / 日本語の学習

動詞の活用の一つに「~て」(te-form)があります。
他人にお願いをするときの「~してください」、許可をもらうときの「~してもいいですか」、禁止事項を言うときの「~してはいけない」、そして同時に行われる二つの動作を述べるときの「~して、~して」の表現で使われる形です。

「~て」の活用はル動詞と ウ動詞を合わせると8種類あります。
基本は活用語尾をテに変える形で、ル動詞がこれになります。
ル動詞はルをとってテをつけます。例えば、食べるは語尾のルをとってテをつけて食べてとなります。

対して、ウ動詞は語尾によって5種類に変形します。

一つ目はウ、ツ、ル。これらはウツルをとってッテをつけます。例えば、会う、待つ、取るでは、会ウ、待ツ、取ルのウツルをとり、ッテをつけると会って、待って、取ってとなります。

二つ目はム、ブ、ヌ。これらはムブヌをとってンデをつけます。例えば、読む、遊ぶ、死ぬでは読ム、遊ブ、死ヌのム、ブ、ヌをとってンデをつけると読んで、遊んで、死んでとなります。

三つ目はク。これはクをとってイテをつけます。例えば、書くでは書クのクをとってイテをつけると書いてになります。
この三つ目のクには例外があり、行くがそれに該当します。行くはクをとりッテをつけて行ってになります。

四つ目はグ。これはグをとってイデをつけます。例えば、泳ぐでは泳グのグをとってイデをつけると泳いでになります。

五つ目はス。これはスをとってシテをつけます。例えば、話すでは話スのスをとってシテをつけると話してになります。

ウ動詞の例外はするとくるです。スルは「して」となり、クルは「きて」となります。

テュートリングに来ている学生でこのte-formが厄介と捉える人は発音量(口頭練習)が少ない人です。紙面上の規則だけで覚えようとすると、新しい動詞が出る度に8種類の活用と照らし合わせなくてはいけません。そして、照らし合わせただけでは不規則変化の言葉に対応できないことが往々にしてあります。

英語の過去形の覚え方を例に挙げると、まず新出動詞が規則変化をするのか不規則変化をするのかに分けます。規則変化をする動詞(-ed)の場合、発音が3通りあります。例えば、joined, cooked,playedがこれら3種類のどれに該当するかを考えるときに、カタカナ英語で良いので「ジョインド」「クックト」「プレイド」と何度も口で言ってみると良いでしょう。「ジョインド」と「ジョイント」では単語の意味自体が変わってしまいます。「クックト」は言えても「クックド」はよほど意識をして口を動かさなくては言いにくいことが分かります。このように何度も言ってみるとしっくりと発音できるものが見つかるでしょう。

日本語のte-formを覚えるときも、会うを会ッテ、会ンデ、会テ、会イデ、会シテと口でもごもごと発音しながら変えていく中で会ってが一番言いやすくしっくりくるでしょう。

言葉は他人との対話によって出来上がったものですから、規則を見て覚えるよりは実際に口に出した方が覚えやすいのです。

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