2009-03-27

La Brea Begel Co.

Beverly BlvdをFairfaxから東に歩いてLa Breaに近い小さなモールにあるベーグル店。

ドアを入った左手にイートインコーナーがあり、右手には大きなショーケースにぎっしりと作りたてのベーグルが並んでいます。

大きなショーケースには縦に4本横渡しにされたバーにそれぞれバスケットが4つ引っ掛けられており、計16種の色とりどりのベーグルが入っています。
ベーグルの種類は、たまねぎ(onion)、にんにく(garlic)、ベーシック(plain)、フレーバー全部入り(everything)など。変わりどころは粗引きライ麦(pumper nickel)と全粒粉を卵で練ったもの(whole wheat & egg)。
粗引きライ麦ベーグルは東海岸から越してきたBちゃんのお気に入りです。彼女はLAでPNを売っているベーグル店がない、とぼやいていました。

大きなショーケースの左隣の小さなショーケースにはベーグルに挟む具が小さなステンレスの箱に入れて冷やしてあります。クリームチーズ、スモークサーモン、卵、ツナ、と12種類の具が並んでいました。

私は初めての店では大抵ベーシックなクリームチーズを選びます。ベーグルはシナモンレーズン。
ベーグルの皮はカリっと、白い部分はもちもちで、挟まれたたっぷりのクリームチーズもおいしかったです。

注文したベーグルはイートインコーナーで食べました。
イートインコーナーには椅子2客がセットになったテーブルが8つありました。

お店に入ると背が高く日焼けした看板娘のお姉さんが威勢良く「いらっしゃい」と挨拶をしてくれます。
お姉さんは「中で食べる?、お持ち帰り?トーストする?飲み物は?」と矢継ぎ早に尋ねます。

調理場のおじさんは手際よく、ちゃっちゃと注文品を作っていきます。私の前のお兄さんには野菜サンド、その前のおじさんにはツナサンドといったように。
私の番はあっという間にきました。

お客が途切れるとおしゃべりタイムです。
「どこから来たの?え、日本人?僕はリトルトーキョーに住んでいる。○さんと△さんという日本人と友達」(そんなこと言われても、その人たち知らないし)などなど。
忙しいお店で、私の次の注文が入りました。おしゃべり終了。

イートインコーナーでは人間観察。テーブル席には3組のお客さん。親子連れはお母さんとおばあさんと子供3人。若い男1人ランチ。老人3人はコーヒーを前に難しい顔をして話をしていました。
小さなお店は繁盛していて、外から途切れることなくお客さんが入ってきます。お客たちはベーグルサンドや焼き立てベーグルを買っていきます。
ベーグル13個$9.99の袋を抱えて帰っていくミセスたち、サンドを買うお兄さん、ベーグルを買って帰るついでに孫におやつのベーグルを与えるおばあさん、と数えていくとお店にいた20分の間に20人ほどの人が入れ替わり立ち代りやってきました。しかも全員ユダヤ人。アジア人は私だけでした。

お店の閉開店は朝6時半か7時から昼の3時か4時。土曜日はお休みです。
次はベーグルのお持ち帰りをするつもりです。

2009-03-21

Bubba Gump Shrimp co.

映画「フォレスト・ガンプ 一期一会」をテーマにしたアメリカン・レストランのババガンブに行きました。
ババガンプの1号店はMonterey. CA.にあります。Fisherman's Wharfを通り過ぎ、桟橋が並ぶ海際にあり海の家のような作りです。
週末のためか4時という昼食にも夕食にも中途半端な時間だったにも関わらずお店は大盛況でした。店内は荒削りの丸太小屋でおしゃれとは言いがたい雰囲気でした。
メニューはユニバーサルスタジオ近くにあるハリウッド店に比べて、映画の登場人物や場所にまつわる名前をつけたものが少なかったです。このお店のコンセプト通りに海老漁で摂れた海鮮をそのまま提供していますといった感じで、本日の魚料理が黒板に書かれていました。

選んだのはShrimper's Heaven(シュリンパーズ・ヘブン)$18に$5足してCeaser's SaladをつけたセットとBayou Surprise(バイユー・サプライズ)$6.95です。
シュリンプカクテルと海老フライとココナツシュリンプとてんぷらの4種の海老が4つのカップにそれぞれ盛られたヘブンは文字通りに海老好きにはたまらない一品です。シュリンプカクテルにはホースラディッシュの効いたトマトソースをつけ、ココナツシュリンプにはママレードソースをつけ、てんぷらには生姜醤油ソースをつけて食べると一際海老の甘さとぷりぷりした歯ごたえが引き立ちます。
シーザーズサラダはソースが控えめで海老の合間の口休めになりました。
ドリンクのサプライズはウォッカをベースにしているので癖がなくトロピカルジュースが揚げ物で油っぽくなった口をさっぱりさせてくれました。

お誕生日で来た人がちらほらあり、店員さんが集まって手拍子で拍子をとって歌を歌って盛り上げていました。ありきたりのハッピーバースデーの歌を歌っていませんでした。
ウェイターもウェイトレスもきびきびと動いて、言葉もはっきりと話して、気持ちの良い態度でした。

店内から見える海は青く広く、白い砂浜とくっきりとコントラストを描いていました。大海原を眺めながら海老をつまみにカクテルで一杯とババガンプは週末の午後を過ごすのに良い場所です。海に突き出したデッキではお酒で赤くなった頬を海風が撫でて醒ましてくれます。

まんまと嵌められた気がしないではないですが、帰りにレストラン横のお土産屋さんに寄ってババガンプとモントレーのロゴ入り半袖Tシャツ$9と長袖Tシャツ$12を1枚ずつお買い上げでした。

2009-03-19

Tied House Cafe & Brewery

tied houseはイギリス英語で特定の銘柄のビールを出すパブのことです。
United Airlines(ユナイテッド航空)の機内誌Hemisphereで見つけたTied House Cafe & Breweryに行ってみました。

1日目(水曜日)
6時過ぎにぶらぶら歩いてお店に到着しました。中にお客は1人しかおらず、受付兼ウェイターも暇そうでした。後半ウェイターが二人、3人と増えてもお店の中は一杯にならず。ウェイター長がお客にお愛想を振りまいていました。

選んだのはTender Chicken(テンダーチキン)と Cajun Jambalaya(ケイジャンジャンバラヤ)そして2種のビールです。
鶏のから揚げはバファローチキンと同じ要領で一旦揚げた鶏肉を唐辛子をベースにしたピリ辛ソースで和えてあります。バファローと違って骨がないので食べやすかったです。チーズがごろごろ入っているブルーチーズソースにつけると辛さが和らぎます。
ジャンバラヤは基本に忠実にご飯を選びました。濃厚な海老のブイヨンでのばされたケイジャンソースに香ばしく焼いた海老とチキンとソーセージがごろごろと入っています。それをハヤシライスの要領で食べていきました。
どちらもビールが進むおかずです。さくっと2種のビールが飲めてしまいました。

2日目(木曜日)
サンホゼのお膝元のアイスホッケーチームであるシャークスの試合があるこの日は、スポーツバーと化していました。それでもお客の入りは全席の3分の1くらいです。
大きなフラットテレビで試合を見ていた店のお客たちは、ホッケーのメンバーの一人の忍耐が切れてスティックを放り投げて相手チームの一人に殴りかかり、相手も殴り返したときのほうが、応援チームが点を入れたときよりも盛り上がっていました。

この日に注文したのはPopcorn Shrimp(ポップコーンシュリンプ)と Blackened Louisiana Catfish(ブラックンドルイジアナキャットフィッシュ)です。
シュリンプは定番のとうもろこしの粉グリッツを衣にしてかりかりに揚げた海老をホースラディッシュの入ったトマトソースで食べます。
キャットフィッシュはナマズのことです。南部風の仕立てたこのお皿には黒豆の煮物とトマトピラフが添えられていました。こんがりと焼いたナマズはサルサソースといただきます。
料理と共にした2種のビールもさっくり飲んでしまいました。

料理もビールもそこそこおいしいけれど荒削りで田舎のスポーツバーの域を出ないタイドハウス。ブリューワリーの激戦区?サンフランシスコ及びサンホゼ界隈でゴードンビアーシュや他のお店と肩を並べるにはメニューや味に検討の余地ありです。

2009-03-17

KATSU sushi

半年振りにLAに帰ってきた友人Jがすしを食べたいというので勝すしに行きました。
このお店はTama sushiという名でStudio CityのVentura Blvdにありました。昨年6月にBeverly Hillsに移転しました。
高級ブティックやレストランの並ぶBeverly Dr沿いの東側にあります。間口が小さく、中も以前のお店に比べるとこじんまりとしていました。板さんの目が隅々まで届く適度な広さです。
白い壁がまぶしく見える新しい店内はすっきりしていて釣鐘のようなモダンな電灯がぶらさがっています。清潔で落ち着いた雰囲気はすしねたも新しくてすしをゆっくり味わいながら食べられるのではないかと期待させてくれました。

注文したのはおまかせでした。すしの盛り合わせだとおしゃべりしている間にすしが乾いてしまう恐れがあり、一品ものだと話を区切って注文を考えなくてはいけないからです。おまかせにすると適度な間隔で食事を運んでくれ、Jとのおしゃべりに集中できます。
おまかせは、前菜、すし、汁物、デザートで成り立っています。それでお腹一杯になるのと疑問がありましたが、やはりすし。ご飯がついていますから追加なしで十分でした。

前菜はきんぴられんこん、きんぴらごぼう、きゅうりの酢の物、茄子田楽、オクラのもろみあえとお惣菜がきれいに盛り付けられていました。きんぴらごぼうは家だとささがきにするところをお店では千切りにしてあり、小皿に山形に盛らず材木屋さんの置き材木のように揃えて盛り付けてありました。お惣菜は酒の肴にできるように辛め(塩辛い)の味付けでした。

すしは一皿目は板状ガラスの器に白身魚(かんぱち、ひらめ、たい)、二皿目は茶色の梅型の皿にマグロ2種、おひょう、軍艦巻きのかになど、三皿目は長四角のさらに巻物(たたきまぐろとお新香)でした。二皿目のすしでひかりもが食べられない私にはこはだの代わりに車えびをにぎってくれました。どのすしねたも新鮮で臭みが全くありませんでした。たまりしょうゆをねたの角につけて口にいれると魚の脂の甘さが引き立ちました。
ご飯の炊き具合は硬すぎず柔らかすぎずで、すし酢は甘めでした。

汁物はマグロ団子入り赤だしで菜の花が一本のせてありました。マグロだんごにおろしたれんこんが混ぜてありしゃりしゃりした食感があります。

汁物、巻物を食べ終えたころに追加注文が尋ねられました。お腹がいっぱいだった私たちはデザートに進んでもらうように頼みました。デザートはフルーツの盛り合わせです。ベリーのムース、オレンジ、スイカ、メロン、パパイア、イチゴは甘さと酸っぱさのバランスがよく、すしの脂を口から取り除いてくれました。

驚いたのはお茶です。私も夫も緑茶好き。家では朝から夜までお茶ばかり飲んでいます。このお店では安い粉茶でもなく急須にまとめ入れしたお茶でもなく、丁寧に一回一回入れた適温のお茶が湯飲みで運ばれました。そしてデザートに入るころには緑茶から香ばしいほうじ茶に変えてくれました。(お茶をあがりと呼ぶように、始めほうじ茶で最後に緑茶でしめるのが正式だと聞いたことがありますが、この際お茶がおいしかったので無視。)

私たちの会話を邪魔しないで良いタイミングでお茶を替えたり食事を運んでくれるウェイターのサービスが気持ちよかったです。お店をとりしきる板さんの目配りがよいのでしょう。Katsuさん、ごちそうさまでした。

横文字のついたロール(カリフォルニアロールやレインボーロール)がメニューに並ぶ偽すし屋ではありませんでした。KATSU sushiは勝寿司といいたいくらい正統派。
おまかせ$50も場所がBevery Hillsだけに文句は言えません。銀座で寿司を想定して、サービスとすしの味との比較をするとコストパーフォーマンスは良いほうだと思えました。

美味しいお寿司をいただきながら、友人Jとの話は尽きず、次の約束をして別れました。

2009-03-09

サマータイム

日本ではサマータイムと呼ばれているDaylight Saving Timeは夏時間になると時計を1時間早めて、冬時間になると時計を1時間遅らせます。
今年のサマータイムは3月8日の午前2時に始まり、11月1日の午前2時で終わります。

アメリカとヨーロッパでは開始と終了が違っています。アメリカは3月の2番目の日曜日の午前2時で夏時間が始まり、11月の最初の日曜日の午前2時で終わります。対して、西欧では3月の最終日曜日に夏時間が始まり、10月の最終日曜で終わります。西欧のほうが夏時間が短いのです。

カレッジのESLクラスではサマータイムの習慣がない国からの留学生がいるためか、先生が注意を促していました。しかし、Native English speakerの集まるEnglishのクラスや他の教養クラスの先生がサマータイムについて告知することはありませんでした。

ホテルに滞在していると部屋にサマータイムの通知が置かれます。たぶん、飛行機の離発着の時間を忘れさせないためでしょう。

昨年はアパートの掲示板にサマータイムの告知を見ましたが、今年はありませんでした。

夏時間に切り替わった日に知り合いに会うと、挨拶に「1時間寝そびれた気分だわ」「時計を進めるのを忘れていたの」などとサマータイム関連の話題が加わることがあります。アメリカに生まれ育っても、長く住んでいても、人間の習慣は簡単に切り替わらないもの。夏時間、冬時間に戸惑うのは世界共通のようです。

2009-03-08

茄子のスープ煮

夫の留守中は実験料理と称して新しいメニューに挑戦します。失敗しても被害は最小限ですから。
冷蔵庫に茄子とPolish Sausageがあり、本来はベーコンを使うナスのベーコン煮を作ってみました。

ナスは縦に4つ横に4つと大きめに切ります。
ソーセージは茄子とは逆に小さめで1センチの角切りにします。
それらを鍋に入れてスープストックで煮るだけ。

ソーセージは脂肪と塩気が抜けて、ナスはスープとソーセージの出汁を吸って、良い組み合わせです。

2009-03-07

ココナツマカロン

ホールフーズマーケット(WFM)の生菓子(焼き菓子)コーナーにあったココナツマカロンはココナツ好きを黙らせるくらいココナツがふんだんです。
卵白をたっぷり使ってふわりと柔らかい食感で口の中でココナツがほろほろとほぐれます。
Two Bite の名の通り二口で食べられる大きさです。
甘さがほどほどで、一つだけとつまんでも、もっと欲しくなるお菓子です。

2009-03-05

Islands

Landmarkの映画の合間にIslands Restaurantsで食事をしました。
ハワイがコンセプトのこのお店はメニューからインテリアまでハワイづくしです。やしの木やブーゲンビリアでトロピカルな雰囲気の店内にサーフボードが壁に立てかけてありました。

メニューをみて迷わずKilauea(ハワイ島にある火山キラウエア)に決めました。
手ごねの分厚いパテには辛い唐辛子ハラペーニョが刻んで混ぜ込んであり黒胡椒でさらにぴりりと舌に響きます。チーズとアイオリソースがパテをマイルドに包んでくれていました。肉汁たっぷりのパテにしゃきしゃきレタスにしっとりトマトが良いコントラストをつくります。更にからっと揚げた赤たまねぎが甘みとカリカリの食感を加えていました。ピリ辛いバーガーで口から火を噴きそうになるからキラウエアだとぴったりのネーミングに頷きました。
パンは白いバーガーバンズとWhole Wheatの黒いバンズが選べ、黒いほうにしました。

届けられたプレートには手に余るほど大きなバーガーがフライドポテトの海に浮かんでいました。まるで大海原に浮かぶ島のように。
バーガーは二人で半分に分けて丁度お腹がいっぱいになるくらい。パテの肉汁が豊富で、がぶりとバーガーにかぶりつくと、反対側からぽたぽたとお汁が垂れていきます。

このお店の特徴はポテトのお代わり自由なところです。ポテトは冷凍を使わず、お店でジャガイモを切って揚げていました。この日は後の映画を控えていたために、お代わりの申し出を丁寧にお断りしました。次回は長めに時間をとり、メニューにあったタップで注がれる地ビールと外はさくさく中はホクホクのお代わりポテトをいただきたいところです。

ウェイターも気が利いていて、私たちが時計を見て時間を気にしているのを察して「映画を見る予定があるの」と尋ねてくれ、「キッチンに急がせるから」と言って、本当にさくっと注文した食事を持ってきてくれました。おかげで上映時間に間に合いました。

ファーストフードやバーガーに興味のない夫も満足のお店です。私はまた行きたいなあ。

2009-03-02

そんな彼なら捨てちゃえば

異性の送るサインを見極めようとしながら、デート程度の浅い関係から、深く、どんよりした結婚までさまざまな関係 をナビゲートしていく、ボルチモアに住む20代と30代の男女。アレックス(ジャスティン・ロング)に電話のそばで待つのはやめるようアドバイスをされな がら、電話するよと言ってきちんと電話をしてくる男性を求めるジジ(ジニファー・グッドウィン)。長年にわたる交際から結婚に進むべきかべス(ジェニ ファー・アニストン)が悩む一方で、ボーイフレンドのニール(ベン・アフレック)は結婚にはまったく興味がない。ジャニーン(ジェニファー・コネリー)は 夫のベン(ブラッドリー・クーパー)を信用できるか自信がなく、ベン自身もアナ(スカーレット・ヨハンソン)に惹かれかけている自分を抑えかねている。ま た、アナはセクシーな既婚男性か、自分に関心を持っているコナー(ケビン・コノリー)にするべきか決められない。そして、たくさんの男友達に囲まれなが ら、ゲイではなく、ストレートの男性を見つけられないマリー(ドリュー・バリモア)。さまざまな思惑が交差しながら、それぞれが自分の人生を見つけてい く。<Junglecity.comより>
He's Just Not That Into Youは「恋愛修行-最高のパートナーと結婚するための恋愛心得」が原作らしいです。

デートで一方的にしゃべり、相手とうまくいっていると自己完結するジジは、恋に恋する女の子。相手の男性を客観的に見られないために空回りばかりしてしまいます。そんなジジを見るに見かねたアレックスがジジに手ほどきをした1例です。
バーのカウンターで二人で飲んでいるときに関心を持っている相手には、体を正面に向かい合わせて立ち、相手から視線を逸らさず体全体で話を聞こうとします。ところがアレックスが指摘した女性は自分の話に夢中になり、男性が横を向いていようが視線が絡まなくてもお構いなし。男性はグラスをさっさと飲み干すと女性の元から去っていきます。女性は自分が話したいことが話せたことに(=相手に話が伝わったと勘違い)満足して、男性のサインを見落としてしまいました。

アレックスのジジへのアドバイスに私の意見を加えるとすれば、
相手に自分を売り込むことに熱中しすぎて
「私は○○です」「私は△△と思う」と一方的にまくし立ててしまうと男性も女性も同じ結果を招いてしまいます。仕事ならば時間と成果を気にするのは当然です。恋愛でも短い時間でより大きな成果を得ようとすると失敗します。
「私は○○です」で完結しないで「私は○○だけど、あなたはどう思う?」「私は△△、あなたならどうする?」と一言加えると、相手との会話のキャッチボールが始まります。
また、余りに「私は○○です」と言い続けると融通の利かない頑固な人と映ります。時には「私は○○と△△と思うけど、あなたはどちら?」と会話の幅をつくるのも良いでしょう。
会話の際に見るポイントは相手の体と視線です。相手をもっと知りたいと欲が出ると体は前のめりになり、親近感が湧くと共に相手との距離を少しずつ縮めていきます。スピーチのクラスの講義でも、「相手の話を聞きたいときは自然に体が前傾する」「知り合いなら握手の出来る間(1メートル内)をとり、夫婦や恋人なら体が触れ合う間(30センチ内)にパーソナルスペースが近づく」と習いました。視線も相手を知りたければ、小さなサインも見逃さないように集中するもの。
と、ここまで書いて、恋愛だけでなく人間のコミュニケーションに使えることに気づきました。

私もサインを見逃さないように気をつけて友達を増やしたいなあ。