2009-03-19

Tied House Cafe & Brewery

tied houseはイギリス英語で特定の銘柄のビールを出すパブのことです。
United Airlines(ユナイテッド航空)の機内誌Hemisphereで見つけたTied House Cafe & Breweryに行ってみました。

1日目(水曜日)
6時過ぎにぶらぶら歩いてお店に到着しました。中にお客は1人しかおらず、受付兼ウェイターも暇そうでした。後半ウェイターが二人、3人と増えてもお店の中は一杯にならず。ウェイター長がお客にお愛想を振りまいていました。

選んだのはTender Chicken(テンダーチキン)と Cajun Jambalaya(ケイジャンジャンバラヤ)そして2種のビールです。
鶏のから揚げはバファローチキンと同じ要領で一旦揚げた鶏肉を唐辛子をベースにしたピリ辛ソースで和えてあります。バファローと違って骨がないので食べやすかったです。チーズがごろごろ入っているブルーチーズソースにつけると辛さが和らぎます。
ジャンバラヤは基本に忠実にご飯を選びました。濃厚な海老のブイヨンでのばされたケイジャンソースに香ばしく焼いた海老とチキンとソーセージがごろごろと入っています。それをハヤシライスの要領で食べていきました。
どちらもビールが進むおかずです。さくっと2種のビールが飲めてしまいました。

2日目(木曜日)
サンホゼのお膝元のアイスホッケーチームであるシャークスの試合があるこの日は、スポーツバーと化していました。それでもお客の入りは全席の3分の1くらいです。
大きなフラットテレビで試合を見ていた店のお客たちは、ホッケーのメンバーの一人の忍耐が切れてスティックを放り投げて相手チームの一人に殴りかかり、相手も殴り返したときのほうが、応援チームが点を入れたときよりも盛り上がっていました。

この日に注文したのはPopcorn Shrimp(ポップコーンシュリンプ)と Blackened Louisiana Catfish(ブラックンドルイジアナキャットフィッシュ)です。
シュリンプは定番のとうもろこしの粉グリッツを衣にしてかりかりに揚げた海老をホースラディッシュの入ったトマトソースで食べます。
キャットフィッシュはナマズのことです。南部風の仕立てたこのお皿には黒豆の煮物とトマトピラフが添えられていました。こんがりと焼いたナマズはサルサソースといただきます。
料理と共にした2種のビールもさっくり飲んでしまいました。

料理もビールもそこそこおいしいけれど荒削りで田舎のスポーツバーの域を出ないタイドハウス。ブリューワリーの激戦区?サンフランシスコ及びサンホゼ界隈でゴードンビアーシュや他のお店と肩を並べるにはメニューや味に検討の余地ありです。

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