2008-12-21

地球が静止する日

地球を汚染し続ける人間を排除して新生地球を造るためにやってきた地球外生物は球体と一つ目ロボットと人間の姿を借りたクラトウ(キアヌ・リーブス)。クラトウを通じて人類を守るために地球外生物の説得を図るのが生物科学者ハンナ(ジェニファー・コネリー)。ストーリーが現代のノアの箱舟です。

CG映像が綺麗です。内部から光を出す球体。シンプルで気味の悪いロボット。球場やビルが大群の虫に飲み込まれ灰となって崩れ落ちるシーン。目を奪われました。

地球環境の危機をテーマにしていて、生物学者をヒロインに持ってくる辺りまでは納得できます。しかしハンナがWe can change. We will change.とクラトウに繰り返すだけで地球外生物の説得ができているとは到底思えません。ストーリー展開が役者の説明で繋がれていて、具体性がないため、実感のわかない作品でした。

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